シリーズも4巻目。
前巻で痛い目にあった海自が新兵器トリトン魚雷でにっくき韓国海軍イージス艦に攻撃をかけるも、
アメリカからあんまり大打撃与えるなと横槍を入れられたおかげで、撃沈までは行わず航行不能程度に。
そんな時、韓国軍の内部からツイッターを使って内情を暴露し続ける”ケナリ”という存在が徐々に脚光を浴び始め、
日韓双方にとって無視できない存在になり、自衛隊は彼を確保する作戦に出る。
過去のしがらみも含んで、彼の協力を得た自衛隊は欺瞞情報により一時的な休戦を得て、残存住民の撤退を図る。
休戦終了後、怒涛の反撃に出る自衛隊に対し、焦った韓国軍は北への備えのディフェンダー・ヘリ部隊まで戦場に投入。
それを待っていたかのように北朝鮮進軍の報が入る。
さらに、日本では発生した事のないF5クラスのスーパー・トルネードが発生、戦場を駆け巡る。
という感じで、ようやく次くらいで終わりかなという印象。
戦場で兵士がネットを使って心情や現状を暴露するというのはありそう。
こうなると軍が情報を統制する事が難しくなるだろうな。
ムリヤリ通信手段を取り上げても、何とかしてこっそり持ち込む者や、市街戦なら戦地で入手する事も考えられるし。
情報戦略が難しい世の中になって来たのかも。
それにしても自衛隊側からは毎巻新兵器が出てくるんですが、現実にもそうだと面白いんだけどなぁ。
使う場面が無いにしても、研究だけは各方面で行っている、という事は無いのかな。
ちなみに4/25に5巻が発売予定と既に帯に書いてある。
やはり完結か?