スウェーデンのシンフォニック・ロックバンド、レイン・エクシードの3rdアルバム。
中心人物で、ヴォーカル&ギター&キーボード担当のトミー・ヨハンソンのプロジェクトですが、3rdともなるとバンド扱いになったのか、帯にはそんな事が書いてあります。
とにかく気恥ずかしくなるくらいに大仰でメロディックなヘヴィ・メタルが展開されており、ちょっと線が細い感じのトミー・ヨハンソンのハイトーンが随所に現れる楽曲で構成されたアルバム。
1曲1曲を単独で聴けば変化のある曲構成ですが、似たような曲が多いのでアルバムを通して聴くと、スピード感溢れるパワーメタル+ピロピロギターソロオンリーと言う感じで、もうちょっとバラエティがあった方が良いかな。
ただし、その中でも7曲目のバラード「Second Chance」はヴォーカル、トミー・ヨハンソンの一人舞台と言っても良いほどのGOODなバラードになってます。
また、いかにもシンフォニック・ロックな1曲目の「Deep Under Sea」や、やりすぎ感も感じられるほどのメロディが印象的な5曲目の「Melody Of Life」など、聴き所あり。
日本版ボーナストラックの13曲目「Forever Carry On」がなぜか雑音まみれになっていたのは、ウチの環境のせいか?