お題は「名は体を表さず 昆虫vs魚介 おかしな学名(和名)対抗戦!!」
ゲスト:山田五郎、やくみつる、インパルス
生き物の名前は一般的に出回っている和名と学術的な一般名とかあって、
後者はラテン語で表記するので分けが分からない事が多いですが、
一方、和名は分かりやすいですが、変なのも多く、今回は昆虫と魚介類を中心に面白和名をぶつけ合おうという、タモリ倶楽部らしいアカデミックなお話。
ゲストも山田五郎、やくみつるという博学な方々。
ちなみに学名と和名の違いの解説は、
学名:国際命名規約に基づいた世界共通の名称
和名:命名規約が無い慣習的な名称
という事です。
それでは対抗戦開始!
1回戦
昆虫-トゲナシトゲトゲ!
トゲトゲという体にトゲトゲのある種類の中でトゲトゲが無くなってしまったという、
非常に矛盾した名前…
魚介-イレズミコンニャクアジ!
イレズミのような色合いでアジのような模様のある深海魚。
アジではありません(そう考えるとアジモドキって付けた方がいいのでは?)。
深海魚に良くあるブヨブヨした体からコンニャクを連想させたって事だそうです。
名前付けるの楽しそうだ。
で、判定は?
トゲナシトゲトゲ!
自己矛盾の固まりの存在により昆虫軍が1ポイントGET!
2回戦
昆虫-ニセクロホシテントウゴミムシダマシ!
長い!
ニセでありダマシでもある存在。
ぱっと見テントウムシにしか見えないなぁ。
そもそもゴミムシという昆虫に似てるけど違うゴミムシダマシという種類があって、
またその中でテントウムシに似てるのがテントウゴミムシダマシと名付け、
さらに黒い星があるヤツをクロホシテントウゴミムシダマシと名付けたと。
またまたその中を良く調べると似てるけど違うのがいるという事がわかり、
それにニセと付けられてしまったと。
世が世なら、ニセと付けられる方が逆になっていたかもしれない…
しかし、その場しのぎのお役所仕事のようなネーミング(^^;
ちなみにニセとニセじゃない方の違いは以下のとおり。
魚介-ウケグチノホソミオナガノオキナハギ!
これも長い!
下あごが出てるので、ウケグチ、
1.5m~2mと細長いのでホソミオナガ、
じいさまのようなひげがあるのでオキナ、
で、カワハギの仲間なので、ハギと。
しかも、5-7-5の調子で命名。
雅~
で、判定は?
魚介-ウケグチノホソミオナガノオキナハギ!
雅性がウケて全会一致。
以下、タモリ画伯書。
3回戦
昆虫-ムシクソハムシ!
短い!
ハムシの仲間で、青虫なんかの糞に擬態してるとか。
なので、葉っぱの上にいても違和感なく、しかも食事も出来る。
考えたな
魚介-オキノテズルモズル!
漫才師か!
誰が名付けたか不明だそうです。
で、判定は?
テズルモズルのインパクトで魚介の勝利!
結果、2-1で魚介チームの勝利。
賞品はこれ↓
パッションフルーツの和名がクダモノトケイソウだそうです。
今回は中々面白かった。
こういう勉強になるのは結構好きですね(^^)
<空耳アワー>
1つ目:ニー・ディープ・イン・シット/リップ・リグ&パニック
「発電機 発電機」(I'm Thinking I'm Thinking)
結果:耳掻き
2つ目:アイ・メイ・ビー・シングル/エリーシャ・ラヴァーン
「雨で洗顔 雨で洗顔 泡風呂」(I May Be Single I May Be Single But I'm Not Alone)
結果:耳掻き
3つ目:ダークネス/エアロスミス
「聴いてない」(Keep Tonight)
結果:Tシャツ
いやー、今回はレベル高いなぁ。
2つ目、3つ目は「もう一回聴いてみよう」出たし、特に3つ目は爆笑でTシャツ出た!