直前に”ヘヴィ&ダーク”がどうのこうのと文句を垂れてるような書き込みをしたくせにこのアルバムはメロディック・デス。


矛盾してると思われても仕方ないかも。


ただ、元々そのジャンルのバンドならそれでいいけど、途中から変わるのがどうも…というのが前の論旨なので勘弁してくださいm(__)m


で、本作はフィンランド産メロディック・デス・メタル・バンド、カルマの6作目だそうです。
メロディック・デスのアルバムを買ったのはちょっと久しぶり。


アコースティックギターの調べにキーボードが加わったかと思うと突然始まるに激しいドラミングから強烈なデスサウンドにつながる1曲目「Rust Never Sleeps」は思わずヘッドバンキングしたくなるような、つかみはOKなナンバー。
その後もひたすらスピードとヘヴィさを追求するような曲のオンパレードでアドレナリン出まくり状態に。


短距離走のように突っ走るバスドラ、切り刻むようなリフ、「ダラダラとフェードアウトするようなのは男じゃねぇ」とでも言いたげにバシっと唐突に終わる曲構成と口ずさみたくなるような分かりやすくノリのいいメロディ。
こりゃいいですねぇ。


特に1曲目から3曲目あたりが個人的にはお好み。


ボーナス・トラックはThin Lizzyの「Cold Sweat」のデス化バージョン。
この手のバンドにはこういうの良くあるね。
まぁ、嫌いじゃないです。


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