ドリーム・イーヴルの約3年ぶりとなる5枚目のアルバム。


若干ダーク色のある正統派ヘヴィ・メタルは今回も健在。
比較的短い曲が多いので16曲も入ってます。
そのうち4曲が日本版ボーナス。
一通り聴いていると、思わずまだ終わらないの?と思ってしまいますが、全体通して60分。
まぁ、ちょっと長い方かな。


個人的にはわりとストレートなハード・ロックっぽい歌メロが心地よい5曲目の「Electric」と7曲目の「On The Wild」、曲名そのままの8曲目「The Ballad」が良い。
特にスピードナンバーの「On The Wild」からバラードの「The Ballad」へのつなぎは、ありがちではありますがいいですね。


このバンドは全体的にバランス良くレベルが高いですが、特にヴォーカルのニック・ナイト(前作までの表記はニコラス・イスフェルド)が巧い。
本当にこの人は巧いですね。
低音から高音まで満遍なく声が出る、伸びがある。


ちなみに今回のアルバムから芸名(?)が変わってるのは何か理由があるのかな?
ヴォーカルの他にもギターのフレドリック・ノルドストロームがリッチー・レインボー、ベースのピーター・スタルフォースがピート・ペインに変わってる。
言いたい事は分かるけどなぜ今?


ジャケットデザインかっちょええ!

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