漫画家の中では誰よりもガンダムを愛する(?)トニーたけざき氏が、2年9ヶ月の沈黙を破り満を持して贈る、
ガンダム人のためのガンダム漫画、第三弾がここに登場!


ページをめくると表紙のセイラさんがいきなりバスタオル姿で登場するというサービスカットで男性ガンダム人の魂を揺さぶり、
第1話のガンダム美少年化漫画では、女性ガンダム人のハートもGET。
アムロが、ブライトが、ランバ・ラルが、美少年、美青年、美中年に大変身。
もともと美しいセイラさんはさらに凛々しく美しく、リュウすら美青年になったあげく、レビル将軍閣下までが美老人に!


と、こんな感じでガンダム人の琴線に触れる漫画が満載。
ガンダムファンなら必ず知ってるレビル将軍の「モービルスーツ」発言が大変な事態を招いたり、
ザビ家兄弟の制服の謎やソーラ・レイの目標がなぜゲル・ドルバなのかなどを見事に解説。


そして今回白眉なのがガンダム検証漫画。


・アムロは本当に「アムロ、いきま~す!」と言っているのか?
・ブライトは本当にいつも左舷の弾幕を気にしていたのか?
・ホワイトベースはジオンからホワイトベースと言われた事があるのか?
・セイラはどうやってホワイトベースクルーの人身掌握を行ったのか?


これを本放送1話ずつ確認した上での検証をしていきます。


そして最後はランバ・ラルのホワイトベース乗っ取り作戦を俯瞰から描いた一代絵巻!
人を点程度の大きさで描く事で作戦の全貌を詳しく知ることが出来る目から鱗の作品。


本書は本当に面白いですねぇ。
ガンダムをネタにしたパロディ漫画は何作品か読みましたが、今のところこれが一番かな。
トニー氏は画もうまいし着眼点がいい。
2巻目のガンプラを何十体も使った実写漫画なんかどれだけ時間掛かったんだろうか。
4巻目にはどんな展開が待っているのか。今から楽しみです(^^)


このセイラさんの制服がバスタオルに代わる姿が表紙をめくると現れますよ!
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