韓国軍の対馬上陸から3日。

 



まだ、3日しか経ってなかったんですねぇ。

 



サイレント・コアシリーズによくある新兵器ですが、今回の主なものは2つ。

 



一つは無人偵察機「天山Ⅱ」。

B2爆撃機のような全翼タイプの小型無人機で、ステルス性能は当然ながらさらに燃料電池エンジンを搭載。

ほぼ無音で偵察行動可能。

 



もう一つは「AH-64Dロングボウ戦闘ヘリ」。

色々あって1機200億円超というとんでもなく高価になったため、戦線投入がためらわれ中々活躍の場が無かった兵器もついに登場。

 



こういった新兵器に助けられながら、圧倒的に不利な陸自の現地部隊も少しばかり挽回できたかと思いきや、

韓国海軍の潜水艦2隻の侵入を許した海自護衛艦隊は新型護衛艦1隻を撃沈され60名からの戦死者を出し、

ほうほうのていで沖合いへ脱出してしまう。

戦意喪失を防ぐために、無謀と知りながらも自衛隊は「サンダーボルト作戦」を発動する…

 



というところで本巻終了。

 



せっかく今回は司馬さんもちょっとは活躍できたのに、暗雲立ち込める自衛隊。

 



まぁ、結局は前作のように双方痛み分けで終わるのか、などと思いながら次巻の発売を待つのみ。



 

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