かつて読んだ本シリーズ第2弾。
数年前、勤務地が変わって通勤時間が延びたおかげで、通勤の移動中だけ読書するわたしの読書時間も当然多くなりました。
おかげで今まで読まなかった本にも手を出しやすくなったので、読んだのがコレ。
著者のルイス・キャロルは数学教師。
本書は彼の勤める学校の上司の3人の娘にせがまれて語ったお話をまとめたもの。
出版は1865年というから140年以上前になります。
わたしが読んだ本は偕成社文庫の完訳版というやつで、当時の挿絵も入ってます。
まぁ、今の絵本のようなかわいい絵柄ではないですが、当時の雰囲気も伝わってくるようです。
字が大きくて大変読みやすいのは児童書なんであたりまえかな。
内容は、特に説明するまでもなく、アリスがいろんなところでいろんな人(というか生き物というか)と出会い、
いろんな事をしたり、いろんな事に巻き込まれたりしながら、最終的に帰って来るというお話。
言葉あそびがふんだんに入ってるので、原書を言語で読めた上に当時の世相を知っていればもっと面白いのかも。
(巻末にちょっとした訳注はあります)
ちょっと重い小説なんかを読んだ後には頭休めをかねてこういうのを読むのは気分転換でいいですね。