1作目から25年。
ジェームズ・キャメロンとアーノルド・シュワルツェネッガーをトップ・スターに引きずりあげた本シリーズも、ついにジョン・コナーとスカイネットとの戦いまでやって来ました。
とは言え、本作の主役はジョン・コナーと言うよりも、謎の男マーカス。
ネタバレになるので詳しく語れませんが、超重要な役割。
また、ティーン・エイジャー時代のカイル・リース(ジョン・コナーの父親)が登場。
ジョン・コナー役はクリスチャン・ベイル。
過去3作品と合わせてシリーズ全作通じて同一の役柄を別々の役者が演じている作品は珍しいのでは?
まぁ、1作目と4作目以外は年齢もバラバラなので当たり前と言えば当たり前ですが。
本作は、ジョン・コナーが抵抗軍の1部隊長から指導者となるまでを描くと共に、
カイル・リースとの邂逅と新兵器T-800(1作目でサラ・コナーを襲って来た型)との遭遇戦も合わせて描かれます。
巨大ロボやバイク型のターミネーターも登場。
過去3作品へのオマージュを込めたシーンも多く、ガンズ・アンド・ローゼズのユー・クッド・ビー・マインが流れたり、1作目でジョン・コナーの顔についている傷が付けられるシーンがあったり、ラストの戦闘シーンは1作目のT-800対カイル・リースや2作目のT-1000対T-800を髣髴とされるシーンがあったり、若い頃のシュワちゃんの映像を元にしたCGの初代T-800が出てきたりと、ファンならうれしくなる演出では?
個人的に好きな役者のマイケル・アイアンサイドが出てたのはうれしかった。
この後の展開としては、カイル・リースがサラ・コナーの時代に送り込まれるまでの部分とか、スカイネットとの最終決戦とかありそうで、そうすると後2作くらいは作られるのかなぁ、と思っていたら、すでに5作目は製作決定済みの上、クリスチャン・ベールは3作品分の契約は終わっているとの事。
そうなると本当に後2作はつくるのかも。