「クィ」の次は「クラ」という事で御大アーサー・C・クラーク。



 

読んだのは以下の6作品。



 

・2001年宇宙の旅

 

・2010年宇宙の旅

 

・2061年宇宙の旅

 

・3001年終局への旅

 

・失われた宇宙の旅2001

 

・幼年期の終わり



 

前の4作品は説明不要のものでしょう。

 

映画では2010年までの作品が描かれてますが、その後もあったんですねぇ。

 

それを知ってから一気に読みました。

 

映画の「2001年~」は一度は途中で眠くなり挫折しましたが、

 

小説を読んでからは予備知識ができたおかげで観通す事ができました。

 

正直言って小説版を読んでないとわけがわからなかった。

 

小説版は映画の原作ではなく同時並行で書かれていますんで、

 

進行具合の違いから内容がずれて行ってます。

 

小説版「2010年~」では無理やり映画版に合わせたので、「2001年~」とは

 

齟齬が出てますが、それを無理やり納得して読んでも気にならないくらいこの2作は面白いです。

 

「2061年~」は外伝的な印象、「3001年~」はちょっと状況説明が長過ぎるきらいがあるので、

 

個人的には「2001年~」「2010年~」がお勧め。

 

「失われた宇宙の旅2001」はこのシリーズに関する裏話的なエッセイ。

 

ただし、「2001年~」の元ネタになった短編やボツ原稿も掲載されているので、小説としても読めます。



 

「幼年期の終わり」は単品作品ですが、人類はどこに行くんだろうかと非常に考えさせられる作品。



 

御大作品はたったこれだけしか読んでません。

 

なぜだろう?

 

なんか自分で敷居を高くしてしまい、手を出さずにいます。

 

そのうちガーンと読み倒す予定…