レッド・デッド・リデンプション

(PS3)ロックスター

総合評価星星星星星星星星8/(10満点中)



グランドセフトオート(GTA)シリーズを手掛けたロックスターが

制作した、西部劇オープンワールドシューティングゲーム

レッドデッドリデンプション。



操作は、銃を使った攻撃オートエイミング(手動もあり)で楽に照準を合わせられます

デッドアイモードではスローモーションで敵に狙いを定めて一気にバン!バン!と

名人ガンマンになったようにやっつけられます。



歩くと遅いので、馬を使って移動します

RDR製作者達も

「ゼルダの伝説時のオカリナ」で体感したであろうハイラル平原を駆け抜けるような

疾走感覚と自然現象を、これでもかと豪華に仕上げた印象。




都会から汽車に乗り、田舎町へ向かう長いムービーシーンから始まり

それが終ると、西部劇などでよく見る酒場が目の前に現れます

ここでおおっ!タイムマシーンでこの時代に来たような錯覚に陥ります


NPC人々のしぐさもよく見るとすごい、農場での作業や

料理で野菜を斬ってバラバラになり

それを皿に入れたりしてるのとか拘りすぎなくらい。



様々なゲーム操作方法紹介と兼ねた序盤が始まり


広大な荒野と

GTAのようにストーリーを進めて、行けるエリアが増えていき

ジョン・マーストンの活躍が展開されます

徐々に物語の核心へと迫っていきます。


メインストーリーを進めたり

街や荒野では突如起こる強盗や誘拐、殺人に対処したりして解決することで名声は上がります。




西部映画やマカロニウェスタン、黒澤映画など

のような映画好きが胸躍るシーンが満載です。


大草原の小さな家のようなのほほんとした場面もあり

本当に色々詰まった作品。


ただ日本においては、TV番組や映画で西部劇にハマった世代が一番楽しめそうですが

その世代が一番プレイしなさそうというのが残念ですね。


西部劇知らない方でもバックトゥザーフューチャーPart3が好きな人は買ったらはまるじゃないなのかな。




GTAシリーズと同じで、物語的には変人と悪人が占めますが

ボニー・マクファーレンというそれなりの一般人を出してきた

ところが大きい、一服の清涼剤となっている

このキャラクターの作り方が上手い、ジョン・マーストンに対する

恋心みたいなものが見えて面白い

OPのムービーシーンにもチラリと出てくるというのもニクイ演出。



主人公ジョン・マーストンの顔立ちも日本人に嫌われない顔だし

改心しようとしている所で、巻き込まれて戦うキャラクターは好感も持てて魅力的

前作レッドデッドリボルバーで関わった、あきまんさんとかの影響なのかな?

日本人にも受けそうな良い感じの雰囲気になってきていますね。



ムービーシーンなどのキャラクターの演技やカメラワークも

凝っているし、かなり細かいところまで演出されているよう

日本ではなかなか作れないだけの制作費が

掛かっています、そのせいかムービーが長たらしく感じる

場面が多いです。




複合的な条件からコスチュームが手に入るのは

素材を集めるモンハンのよう。


序盤に出来る要素が多くそこで楽しんでしまい

終盤はストーリーを楽しむだけになるのだけど

序盤に一通り操作できるのは良心的といえばそうである

チャレンジ要素など多々あるのだが

ただなにかゲーム的にやり込もうとする要素が薄い

雰囲気を味合うソフトという感じ

<サブイベントなども含めて24時間くらいでクリアできます>


その答えが

ゲーム的要素がかなり盛り込まれていそうな

日本未配信のアンディットナイトメアというゾンビが

出てくるダウンロードコンテンツなのかもしれない。




この作品、詰まらない人は果てし無くつまらないと思うし

ハマル人には、この世界にいるだけで楽しくなっちゃうかもしれません

大自然の景色を眺めたい方、西部劇の世界に浸りたい方

におすすめです。

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