明けましておめでとうございます!T19です!年明け間も無い中、日本各地で色々あっておめでたいとは言い難い雰囲気ですが、今年も拙いブログを書き連ねていきますので、どうぞ宜しくお願いします。

2叉のワイヤーの下部に頭と針、上部に巨大なプロペラを持ち、騒音と共に水面を疾走するバズベイト。
初見だと到底釣れそうには見えないのに、冗談半分で投げてみたら驚くほど魚がアタックしてくる不思議なジャンル。

欠点は投げにくく乗りにくいことですが、前者はウェイト兼バイトマーカーとしてトレーラーワーム、後者はトレーラーフックの追加装備でほぼ克服できるため、躊躇わず手駒に加えたいルアーであります!

NW-02(ラッキークラフト)

バズの苦手意識を無くすには、やっぱバズで結果を出すことで、そのためにちっちゃいバズで小バスと遊んでみるというのも悪くなく、そういう方向けな手の平サイズの小型君。私も学生の頃、コイツでバズの練習してました。

スカートが無い分よく飛び、リアルに造られたヘッド部は釣れそうな気にさせてくれるし、ベリーにフェザー付きトレブルフックを装備してるから小バスのバイトも絡め獲ってくれます!

ただ、やっぱサウンドやスナッグレス性は見た目相応で、「これならスイッシャーで良いんじゃね?」感は正直ありますねぇ。
なおこの子はラッキークラフトの2002年ネットワークメンバー限定品で、22年前に1回生産されたっきりのレア物です。

ダンシングバズ(ブーヤー)

魚は居るけど、どうもトップに出てくれず、ウィードが多くアンダーウォーターのルアーは使い辛い・・・そんな状況を打破するためとは言え、この長さ33センチのアームはどう考えてもやり過ぎで、大抵の人にはふざけてるようにしか見えないバズ。

しかし意外と立ち上がりが良く、クラッカーなんか付けちゃってるから、「シャラシャラ・・・」って水切り音と「カッ、カッ・・・」というノック音が混じり結構なアピール力!もちろん乗りは良いし、バス1本、ライギョ2本を相手にしても変形無しというタフさ

短所は言うまでもなく、投げにくく、ウィード絡みでバランスを崩し易いこと。そして持ち運びが非常に不便なこと。
単純な全長で言えばバラムマザーよりもデカく(笑)、ジャイアントベイト用BOXでやっと入るかどうかという困ったちゃん。

バブルトルネード(エバーグリーン)

10年以上もの間、今も店頭に並び使われ続けてるという時点で、バズベイトとしては十分名作の部類に入る子。
綺麗な作りで、よく飛び、サウンドもヘッドの揺れも心地良く、リーリングスピードの変化にも強いです。

何よりありがたいのは真っ直ぐ引けることで、構造上、左右どちらかに寄って進んでしまうというバズの癖を無くし、狙ったコースを安心して通せるようになってます♪

弱点は脆さで、同じ盛三プロが手掛けたDゾーンとあんま変わらんアームの細さ故、メンター仕様であることは否めません。
私が持ってた個体はキャスト時に木に接触しアームが変形。どうにか整形して使うも、ナマズがHITして遂に使用不能に・・・。

バラック(ジャッカル)

廃盤になって久しく、覚えてる方は少ないかもしれませんが、10年以上前にこのバズでの爆釣情報がメディアを賑わせてました。
あんまり派手さは無いけど小綺麗な造りで、ペラにある飛沫を散らすための溝がチャームポイント。

パケに書かれてる通り浮き上がり、立ち上がりが大変素晴らしく、巻き始めから嫌~な音を立てて進んで来ますよ♪
一方で、1番良い感じの音をキープするには巻き速度を速めにする必要があって、魚が追い切れずミスバイトが多い印象。

見た目が地味だったせいか短命に終わったこの子。ジャッカルの現行品がコンパクトなデラバズ、変則系のガーグルファイヤークラッカーの3種って考えると、やっぱ個性を持った子じゃないと生き残り辛いのかも。

プロップラーバズ(セビル)

セビルがバズを作った結果(笑)。何とペラがラトル入り中空プラグで、3D目玉が貼られ、エラやウロコのモールドも有り。
言わずもがな、バズとしては珍しく浮きます!ペラが水面、ヘッドは水中にある状態でステイさせることが可能。

水を受け流すポロポロ音とラトルのシャカシャカ音のミックスは爽やかで良いのですが、音量が小さいのがちょっと残念。
それとペラが水を噛み過ぎて潜水しちゃう時があり、竿先を上げてリーリングした方が良いかもです。

ジャークしてチャグ音を出したり、シェイクでスカートをフレアさせたり、色んな応用技が楽しめるバズですね~!
最大の弱点は、プロペラが目立ち過ぎて魚がそっちに噛み付いてしまうこと。

ラトルバイパー(メガバス)

個性が爆発してる、流石メガバスって感じのバズで、❝Orochi❞のロゴがデカデカ入ったペラと、ペラの先端と接触する位置に固定されたラトラー、ガラス製の綺麗な単眼が特徴(この目すぐ取れて無くなっちゃうんだけどね)。

使用者から見て左寄りの進路を取り、ペラの水切り音と飛沫はそこまで大したことないけれど、ペラとラトラーが接触する金属音はかなり喧しくて、こんなのが自分の頭上を何度も通過したら、そりゃバスもキレて当然ですよ。

オロチってブランド名、ニシキヘビ(ボアかも)の写真がパケを飾り、「あらゆるタイプのカヴァーを、ウォーターモカシンのようにスリかわしていく」とか説明され、とかく強そうなヘビの要素を集めた痛格好良い子(笑)。アームが変形しにくいのは◎