T19「はいここもダメ~」
ティンバー「あー寒・・・こんな日どうせ釣れへんのに・・・」
この日は休み故、岡崎市内の野池開拓を行うことに決定。
ティンバーを始め阿修羅、イヴォークシャッド、TN50トリゴン等を連れ、ガチ装備で暗い時間から良さげな野池を探しているのですが・・・。
グーグルマップで見れば野池自体はそこそこある岡崎。ところが大体はぐるりと柵に囲まれ、“魚釣り禁止”の看板。
やっとこさ釣りができる池を見付けたと思ったら、既にバサーの姿(そもそもフレッシュな魚が居る可能性が低い)。
池の隅っこの方にお邪魔させてもらってティンバータイガーを数投・・・ダメ!全く釣れる気しない!
T19「庄原の小バスラッシュが恋しくなるなぁ」
ティンバー「あれはあれでえらかったけどな」
T19「人口多い分、岡崎の池は期待できないかもな・・・まぁ今後、焦らずコツコツ開拓していきますか」
愛知県初のバスフィッシングは、清々しいまでの丸ボウズに終わりました。
3月になれば各地の渓流が解禁されるでしょうから、バスのスポーニングが終わるまではトラウトメインでやることにしようかな・・・。
コロナの状況次第ではありますが、岐阜県の渓流はかなり気になっているんですよね~。
図鑑で存在を知って以来、釣ることを夢見ているトラウトが生息してるとの噂で・・・。
白「ティンバー見なかった?この子が探してるんだけど」
アンバー「!」
スクリーム「旦那と一緒に野池行ってんじゃなかったっけ?」
アンバー「・・・」
スクリーム「あ!いたいた!あそこにいるじゃんティンバー!」
アンバー「!?」
スクリーム「もーいつの間に帰ってたの?」
白「・・・ティンバーって、こんなだっけ?」
スクリーム「どう見てもティンバーじゃん。赤いしトゲトゲしてるじゃん」
白(こんなに大きかったか・・・?)
スクリーム「ちょっとティンバー!何で喋んないの?ただいまぐらい言ったらどう?」
ガチャッ
ティンバー「ただいまー」
T19「ただいま~」
スクリーム「あれ?どゆこと?」
白「ティンバーが帰って来た」
スクリーム「何でティンバーが2人!?」
T19「あ!こらこら触っちゃダメだ俺の高級ランチ!」
「最近変わったモン食ってないなぁ」と不意に思い立ち、新しい会社の初給料も入ったことですし、通販で買ったのは活の『ウチワエビ』!
長崎県佐世保市から遥々、パチパチと跳ねまくる元気なコンディションで数匹が到着。
エビと言うより三葉虫のような奇怪なシェイプですけれど、実はイセエビに負けず劣らずの高級食材なのです!
腹面には目玉みたいな2つの斑があって、セブンのビラ星人そっくり(と言うか、ビラ星人のモデルがコイツなのですがw)。
スクリーム「なーんだ!あたしてっきりティンバーだと思って普通に話し掛けちゃったよ!」
ティンバー「お前の視力どうなっとるんや!」
それでは早速調理開始!まずは、活だからこそ味わえる新鮮な刺身から!
暴れるエビを手に取り、一思いに〆て捌くと、下半身には白く輝く身がギッチリでした!一方、団扇状の上半身は可食部少なめ。
身を削ぎ落として刺身醤油を付け、豪快に口へ放り込むと、潮味と共に押し寄せる甘味!・・・これは幸せ過ぎる・・・。
エグみもなければ硬くもなくて、ゴツい図体からは想像もできない上品さです!
もう2匹刺身で頂いた後、残った個体は王道の塩茹でに!
尻尾の殻が身を包むように丸まって、何か貝の料理みたいになりました。これ以上の味付けはせず、ウチワエビの持ち味を楽しむ!
熱々の身を頬張ると、ホクホクした食感の中から甘味が無限に広がる!・・・やっぱ幸せだ・・・。
残った殻はじっくり煮込んで出汁を取り、市販の塩ラーメンと融合させて最高の〆となりました!
どうしてもカップ麺やコンビニ弁当が多くなる男1人暮らし、たまには贅沢するのも悪くないもんです♪
険しい海を相手にする漁師さん、遠方から荷物を届けてくれる物流業の方々、そして我が贅沢のため命を落としたウチワエビ達に、感謝。
ティンバー「いや何匹食うねん!」
T19「6匹7200円。つまり1匹1200円。安くはないが、こんだけ美味かったらそりゃ文句は無いな!」
食後に気付いたんですが、よくよく見たら1匹、別種のオオバウチワエビが紛れ込んでますね。
この手のエビにはセミエビやゾウリエビという、これまた美味と評判の種が居るため、機会があれば食してみたいです♪
1月25日は、朝から先輩のNさんと一緒に修理作業。
前職と同じ業界とは言え、前の会社とは設備が丸っきり違っていて、1つの工程を済ますのに苦戦の連続・・・。
Nさん「あ、違う違う。先にワイヤーはめとかないと、組んだ後じゃ上手く入らんじゃんね」
T19「え!?すいません!間違えてました!」
Nさん「慣れない修理はしんどいでしょ」
T19「そうですねぇ。付いて行くのがやっとって感じです。入社して2週間以上経つのに、情けない毎日で」
Nさん「いやいや、オレなんか10年やってるんだよ?10年vs2週間で食い付いて来れてんなら大したモンだよ!」
T19「そう言ってもらえたら気が楽になります」
Nさん「まぁまぁ、あんまり気張らず悩まずにね。思い詰めてもらったら困るもんで」
T19「はい」
やっぱ異様に優しい、この会社の先輩方。
修理1つ上手くこなせない状況でお褒めの言葉をもらうなんて、それはそれで切ないものです。文句言われた方が余程しっくり来るのに。
で、午後からもNさんと一緒に作業、の予定が、昼食休憩の際にNさんが「息苦しくてフラフラする」と言い出し、「病院行ってくる」と早退。
私は「まさかな・・・」と思いつつ、念のためすぐにうがい、手洗い。
自分の傍まであの忌々しい疫病が来てるなんて、考えられないし、考えたくも無い。
しかし28日朝、現実が突き付けられました。ミーティングにて農場長が開口一番「N君がコロナ陽性でした」と。
私はすぐに検査を受けに行くよう言われ、会社を出て岡崎南病院へ。
コロナ疑いの者は院内に入れず、駐車場で車内から電話にて状況説明。そしたらお医者さんが検査キットを持って来てくれました。
唾を容器に溜めて、それをお医者さんが回収。「結果が出るまで1、2時間掛かりますのでお待ち下さい」とのこと。
あれ?検査結果ってそんなに早く出るもんなの?巷じゃ「2日ぐらい掛かる」って聞くけど。病院によって違うんでしょうか?
このまま車ん中で待機かぁ。
でもまぁ、大丈夫よ。最初の緊急事態宣言から、俺は常に自粛要請を細かくチェックして、できる限り守ってきたじゃないか。
消毒を徹底して、人の混み合う場所を避けて、ここまで感染せずにやってこれたじゃないか。きっと大丈夫。
Nさんとの作業だって、デカい換気扇が常時回ってる鶏舎の中で、お互いずっとマスクしてて、だから大丈夫よ。
食欲はある。せきも熱も無い。元気そのもの。
つっても濃厚接触者であることはもう確定なわけで、陰性でも何日かは出勤しちゃいけないのかなぁ。何だウィルスの癖に。
1時間半ほど待っていると、お医者さんが書類らしき物を持って私の車へ向かって来ました。
よし来た!手に持ってるのは陰性の証明書だな!早くこっちへ来て、俺の潔白を証明してくれ!
スクリーム「お帰りなさい旦那!今日は早いじゃないっすか」
T19「・・・」
スクリーム「もー、ただいまぐらい言ったらどうなの?」
T19「・・・」
アンバー「?」