24bitのADコンバータ ADS1220 をESP32で動かしました。
ADS1220のデータシートはこちら。
ASD1220のボードはこちらのものを使用しました。
ESP32との接続は下記のようにしました。
一応、実際に配線した様子も載せておきます。
Arduinoのライブラリ『ADS1220_WE』を使用しました。
サンプルスケッチ『ADS1220_WE_basic_example.ino』を修正し、データが取得するところまで確認しました。
修正した箇所は下記の2行(23-24行目)
#define ADS1220_CS_PIN 2 //初期値は7 chip select pin
#define ADS1220_DRDY_PIN 4 //初期値は6 data ready pin
シリアルモニタでデータを取得できた様子がこちら。
ADS1220の特徴としては、低消費電力でありながら差動入力が2つある点。
PGAは1~128倍と幅広く対応していますので、測定レンジを考慮して設定します。
ただし、データを取得する速度は遅めなので注意。
電源電圧が3.3~5Vに対応しており、ノイズも比較的少なかったので使い勝手は良い印象です。