オペアンプを使うとき、普段は単電源のものを使っているのですが、先日たまたま両電源のものを使う機会がありました。
両電源を作る方法を色々調べたのですが、個人的に一番簡単だと思う方法をメモ代わりに残しておきます。
今回は、9Vの電池1個から±5Vを取り出すことにしました。
+5Vは、三端子レギュレーターNJM7805を使えばできますね。
では、-5Vは?
電源をもう1つ持ってくればできますが、なんとか1つでできないかな…。
そう思って探していると、秋月電子に良いものが売っていました。
それがVX07805-500です。
これは+5Vか-5Vのどちらかを選択して使用できる三端子レギュレーターです。
今回はこれを使って-5Vを作りました。
作った回路はこのような感じです。
コンデンサ容量は、各素子のデータシートを参考にしました。
-5Vのほうは、2番目の端子から-5Vが出力される点に注意してください。
写真で見ると、こんな感じです。
念のため、各電圧を測定しました。
まずは9Vの電池。
+5V
-5V
狙い通りできました!
部品代もそれほど高くないので、いくつかストックしておきたいですね。
最近、充電できる9V電池の存在を知ったので購入してしまいました。
まだ届いていないのですが、こういう時に持ってると便利ですよね。
私が購入したのはこちら。
USBケーブルを直接指して充電するタイプのものもあるようです。