年に数回、出張の時に使っているスーツケースのキャスターが壊れていました。
正常なもの。
壊れたもの。なんか一回り小さくなってる…。
HINOMOTOというメーカーはキャスター業界ではかなり有名みたいです。
こういう人知れず王者に君臨しているようなメーカーってカッコいいな、と思うようになりました。
色々調べたところ、車輪の部分のみ交換できることが分かりました。
ただし、自己責任で。
メーカーへ修理を依頼するということも可能なようですが、ここはDIYチャレンジでしょ!
まずは下準備。
現状把握
私の場合は、このような感じでした。
- 車輪の寸法を測定する :直径40mm、幅15mm
- 軸の直径を測定する :Φ6mm、頭Φ9mm、長さ35mm
- 受け側の幅も測定する :幅20mm
適切な部品の購入
- 車輪
- ストリッパボルト
- ナイロンナット
- ハンディソー(金属用のもの)
事前に調べた寸法に合うものを購入します。
バラバラで買ってもいいですし、セットで売っているものを買ってもいいですね。
交換の手順は下記の通り。
- ハンディソーで軸の切断
- 車輪を取り付け、ボルトとナットで固定
作業時間としては、およそ20分程度。
そのうち15分が軸の切断に要した時間です。
必要な道具と交換部品。
あとは六角レンチとスパナを使いました。
取り外した車輪。
このくらいの軸でも、頑張れば切断できます。
受け側も結構キズついちゃいましたが、隙間がほとんど無いので仕方ない。
交換した後の様子はこちら。
締めすぎると車輪が回らなかったので、少し緩めました。
これで外れなければいいけど…。
元々はカシメているので、外れることはありません。
この部分をドリルドライバーで削って、軸を取り外すことも可能です。
軸をハンディソーで切断するよりはラクだと思います(ドリルドライバーがあれば)。
軸切断とか大変…という方向けに、根元の部分から交換できる部品も売ってますね。
だいぶボロボロになってきたので、次はこちらを購入するかもしれません。
意外と簡単にできましたので、是非チャレンジしてみてください!








