エアコンを付けっぱなしで寝ると寒い。

でも、付けないと暑い。

 

そんな寝苦しい状態が続くこの時期、電子工作でサクッと解決しちゃいましょう!

 

そんなわけで、リモコンのスイッチを自動的にON/OFFするようにしました。 

使うのは、Arduinoサーボモーターです。

 

 

回路は非常にシンプル。

サーボモータの3端子は、5V、GND、D9(デジタル端子の9pin)に挿しました。

PWM制御をするので、アナログでは無くデジタル端子です。

あとは、5VとGNDの間に100μFのコンデンサを入れています。

 

 

Arduinoのプログラムは下記のような感じです。

 

ボタンを押して、すぐ戻す。

そしてしばらく押さない。(とりあえず5秒待機)

そんなプログラム。

 

 

あとはこれをエアコンのリモコンに取り付けるだけ。

 

 

これに、養生テープでペタッと。

 

 

 

はい、完成!!

後付けの自動化なんて、こんなもんですよ。

 

 

では、動作確認をしていきましょう。

 

 

よし、思い通り動いたな!

ちゃんとエアコンがピピッと反応してくれました。

 

これで寝苦しい夜とはおさらばです。

早速今夜から稼働させます。

 

 

ちなみに、長時間待つときは、ちょっと注意が必要です。

 

 

 

このパラメータはunsigned long型です。32767より大きい整数を指定するときは、値の後ろにULを付け加えます。例 delay(60000UL);

 

なので、例えば1時間ごとにON/OFFさせたい場合は、こんな感じのプログラムになります。

 

 

 

温度センサなどを繋げて連動させると、よりスマート感が増しますね。

しかし、まずはMVP(Minimum Viable Product)で検証することが大事!

 

 

みなさんも是非お試しください。

 

 

(2022/9/15追記)

ビックリするほど快適に寝られました!

28℃設定、1時間ごとにON/OFF。

これは良いものを作ってしまったなぁ…