仕事で必要になり、加工用の治具をいくつか作りました。

久々の工作は楽しかったです。

 

せっかくなので、どんなものを作ったのか写真に残しておきます。

 

 

1.円筒形の側面に穴を開ける治具

 

治具無しだと、穴が貫通した瞬間にドリルに対象物が持っていかれるので、割と強めに押さえる必要がありました。

たくさんやってると指が痛くなったので治具を検討。

等間隔に穴を開けたり、90度回転させて穴あけもしたかった為、穴位置が見えるように工夫しています。

こういう複雑な形状は3Dプリンターの得意とするところですね。

 

 

2.円柱形の上側に穴を開ける治具

 

 

こちらも、ドリルに対象物が持っていかれるので強めに抑える必要がありました。

また、ちょうど中心部に穴を開けたくて、毎回位置決めをする手間を省きたかった。

バイスにちょうどいい感じの曲面を作り、位置決めできるようにしました。

バイスの位置決めがクランプってところは要改善だと思っています。

木はNCで加工しました。

 

 

3.円筒形のパイプにタップを切る治具

 

 

手作業でやってるとブレる&危険なので、どうにかして真っすぐに切りたいと思って作りました。

高さ調整と軸合わせがポイントです。

インパクトドライバーを使用していますが、ドリルドライバーでもいけるっぽい。

円筒を支える部分はNCで加工、ガイドレールとドリルホルダーを接続する部分は位置合わせをNCでやってた後に手動で穴あけ。

材料費は、インパクトドライバーを除いて8500円くらい。

厚めの木の板って意外と高いのね。

今回は18mm厚の板を使いました。

 

 

治具を作る目的は、早く、安全に、再現性良くできることだと思っていますので、その点は十分考えたつもり。

もっと良いアイデアなどあるかもしれませんが、何かのご参考になれば。