車の事故が怖くて、ようやくドライブレコーダを購入しました。

前後2つのカメラがあるものを選び、せっかくなので自分で取り付けてみました。

 

購入したのはこちら。

 

コムテック ZDR035

 

 

2021年7月時点ではかなり評価が高そうでした。(日本製)

シガーソケットから電源を取るのではなく、ヒューズボックスから電源を取るためには別途ケーブルが必要とのことでしたので、ケーブル付きのものを購入。

しかし、このケーブルはエレクトロタップで取り付ける構造になっている為、1つヒューズからケーブルが出ているものも追加で購入。

自作できなくもないんですが、ちょっと怖かったのと、それほど高くないものだったので購入品で済ませました。

 

 

 

あとは、内装剥がしと呼ばれる工具セットも購入。

自分で取付をする際は必須ですね。

 

 

 

あとは検電テスター。

これも安いものなので1つ購入。

 

 

あとはスパナセットとラジオペンチ。

ラジオペンチは100均のもので大丈夫だけど、スパナはちゃんとしたものを買っておいたほうが良いかもしれない。

 

 

 

 

ケーブルを束ねる為のインシュロックも必要です。

念のため、対候性のものを購入したほうが良いかと思います。

 

 

 

これだけ道具が揃えば、あとは取り付けるだけ。

素人が手探りでやったので、だいたい3~4時間ほどかかりました

今回取り付けた車は日産のAD(2016年式)なので、他の車だと異なる部分もあるかとは思いますが、参考になれば幸いです。

 

 

まずはじめは、購入したドライブレコーダーの動作確認です。

この段階では、シガーソケットから電源を取りました。

ちゃんと動けばOKなので、必ず取付前に一度やっておきましょう

 

次に、ヒューズボックスのどこから電源を取るか確認します。

ADの場合ACCは2つあり、今回は「15A POWER SOCKET」と書いてあるところから取り出します。

 

こちら、運転席右下にあるカバーを外したところ。

カバー裏側にヒューズの情報が書かれています。

 

ヒューズボックスがこちら。

一番下の列の右から2番目から電源を取り出します。

ここに刺さっているヒューズが15Aなので、ケーブルは15Aのものを購入しました。

もし一番右側から取り出す場合は10Aものを購入してください。

 

 

ヒューズ電源とドラレコの電源コードは、このようにして取り付けました。

エレクトロタップを15Aのケーブルに取り付けています。

 

 

実は、配線の径が異なるものを使ってしまったので、正しいやり方ではない方法でやってしまいました。

可能なら、同じ太さの配線を使うようにしましょう。

 

 

はじめに刺さっているものを抜き、今回新たに取り付けるヒューズと交換するのですが、その前に検電テスターで確認。

確認することは2つ

  1. 本当にACC電源になっているか
  2. プラス側の向き

ACC電源であれば、キーがOFFの状態ではOFF、ONの状態でONになります。

つまり、常時供給されている電源ではないということです。

これはオーディオやカーナビなどと同じタイミングで起動していればOKです。

何度かON/OFFを繰り返し、テスターで当てながら確認しましょう。

 

確認出来たら、次は電源の向きを調べます。

ヒューズを抜いて、ヒューズボックス側の端子を検電テスターでチェックします。

 

ラジオペンチで抜きましょう。

ちょっと固いです。

 

私のADの場合、上側がプラス側だったので、上側にヒューズの配線がくるように刺します。

プラス側=配線側 です。

こちらも、キーのON/OFFを繰り返しながらテスターで測り、確実に調べておきます。

 

 

ヒューズを差し替えた様子。

 

 

次に、アースの取り出しです。

車体のネジ部分に取り付けます。

 

手ごろなところで良いのですが、私はアクセルの根元に繋げました。

こんなところのボルトを外すのは怖かったけど、他のボルトは固かったり遠かったりしたので…。

足元に配線があると危険なので、上側に這わせるようにします。

足元に散らばるような取り回しは絶対に避けましょう!

 

 

ヒューズとアースの接続が出来たら、もう一度電源を入れて動作確認を行います。

ここでドライブレコーダーが正しく起動すればOKです。

もし起動しないようなら、ヒューズの向きや位置、アースの場所などを再確認しましょう

 

 

動作確認がOKなら、カメラを取り付けます。

フロント(前)とリア(後ろ)にカメラを取り付けてみます。

その後、電源を入れてみて、画面を見ながらカメラの位置を確認します。

問題無ければ、配線を繋げていきます。

 

 

ここで大変なのは、リアカメラからの配線ですね。

赤色の点線のように、内装の裏側を這わせていきます。

 

ボタンを外せば裏側を這わせられます。

ここで内装剥がしの出番です。

右側の蛇腹の中を通すにも、内装剥がしセットの中に入っている針金などで通していきます。

ここが一番の難関でした。

 

車内まで這わせることができれば、天井の隙間にケーブルを押し込んでいきます。

これは結構ラクでした。

 

 

運転席の右側まで来たら、次は電源ケーブルも上に引き上げます。

そして、カバーを外して他の配線と束ねていきます。

この段階で、フロントカメラに電源ケーブルとリアカメラからのケーブルを接続し、長さを調整します。

ケーブルは結構余るのですが、カバーの中に隠せるので大丈夫です。

こんなんで大丈夫か?と少々不安にはなりますが…。

 

私の場合はこのような感じになりましたが、カバーもしっかりハマりました。

 

 

最後に、電源を入れてみて動作すればOKです。

 

 

 

 

かなり時間はかかりましたが、素人でも頑張ればできました!

これを読んで無理そうだな、と思ったら、ディーラーやショップでやってもらいましょう。

工賃はかかりますが、プロの仕事をしてくれるので安心です。