少し前から、ユニクロがセルフレジになりましたね。

 

実はこのセルフレジには、昔から考えられていたけどコストの壁があってなかなか実現できなかった技術が使われているのです。

 

それがRFタグ

 

 

実物はコレ。

 

商品の値札の裏に、こういうシールが貼られているのが分かると思います。

誰も気にしていないと思いますが、ここにはエンジニアたちの努力が詰まっているのです。

特に配線を印刷で作る技術(プリンテッドエレクトロニクス)が大きく貢献しています。

 

 

最終的には単価を1円以下くらいにしないと使い捨て用途は難しい、と言われていましたが、現在はおよそ10円以下くらいで作れるようになっているようです。

アパレル業界においては、この10円以下でも十分コストを回収できる為に使われています。

その理由は、このRFタグがレジの自動化だけでなく、棚卸などの在庫管理や盗難防止などの役割も兼ねているからです。

 

こういう技術は誰かが使い始めないと広がっていかないので、日本で大々的な導入に踏み切ったユニクロは素晴らしいと思います。

まずは自分がやってみる。

そういう精神は見習いたいですね。