今まではブザー音とか「ピコーン!」という音を出すだけでしたが、今日はmicro:bitにしゃべってもらいました。
そのために必要なアイテムがこちら。
音声合成LSI 「ATP3012」
いくつか種類があるのですが、今回私が購入したのは「ATP3012R5-PU(小型ロボットの音声)」というものです。
秋月電子で購入可能です。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-11517/
1個900円(2020.5.21現在)
今回は、私が勝手に師匠と思っているサヌキテックネットさんのページを参考にさせていただきました。
サヌキテックネットさん :おしゃべりマイクロビット
https://sanuki-tech.net/micro-bit/make/talking-microbit/
必要なパーツや回路図まで丁寧に書いてくれています。
ありがたや・・・。
全て秋月電子で揃いますので、まずはポチっと購入します。
あとは組み立てるだけ。
簡単!
・・・1点、私がつまづいたところがこちら。
トランジスタ 2SC1815
どの足がどれだっけ? ってなりましたので、しっかりと記録しておきます。
同じことを思う人が必ずいると信じて!(未来の自分を含む)
左の図は2SC1815のデータシートからの引用です。
右の図は回路図の記号に端子情報を書き加えたものです。
これで回路が組めますね!
できました!!
電源は3.3Vしか使っていないので、マイクロビットに電源供給すればOK。
1点、参考記事から変更した点があります。
今回はmicro:bitの出力端子をP0からP1に変更しています。
理由は、このボードからノイズが出ないようにするためです。
(あとで気づいたけど、スピーカーをOFFにするスイッチがあったのでP0でも問題無かった…)
それでは、どんな感じに喋るのか、お聞きください!
どうですか?
個人的には、結構しっかりとしゃべってくれて大満足でした!
作ったプログラムはこちら。
動画には入ってませんでしたが、起動後に「あ」としゃべらせています。(発声練習)
イントネーションをうまく調整すると、自然な言葉に近づきます。
今後は色々としゃべらせて遊んでみようと思います。
それにしても、シリアル通信の設定がブロック1つで出来てしまうのが驚きでした。
無線通信もそうだけど、micro:bitは本当に簡単に外部との通信ができますね。
改めて拡張性の高さを実感しました。