本日は、『D-Project 香川 夏季セミナー』というイベントに参加してきました。
こちらは教育系のイベントで、主に学校の先生方向けだったのですが、私もプログラミング教室を運営しているとういことで、何か役に立つ情報や人脈形成に役立つのではないかと思い参加することにしました。
午前中は講演が2件あり、どちらも私の立場からは見えなかったことなどがあり、非常に勉強になりました。
午後からはワークショップ(70分×2回)で、私が参加したのは『embot』と『micro:bit』のワークショップです。
どちらもプログラミング関連のもので、モノと連動させるという点では同じなのですが、出来ることが少々異なります。
『embot』はタブレットベースでプログラミングをする教材で、段ボールで作った本体にモーターやLEDを付けて動かします。
通信はBluetoothで、ケーブルなどが一切無くスッキリしています。
ただし、動作は少しもっさりしており、ソフトのUIも少々クセがある印象を受けました。
本体価格は\4,800、段ボールは\500、外部センサは\2,000前後。
ソフトは無料で、ブロックをつなげて行うビジュアルプログラミングです。
(2019.8.10現在、品切れ中)
『micro:bit』は電子回路をベースとしたプログラミング教材です。
LEDを付けたり、外部センサからの入力に対して出力を決めたり、実用性の高いプログラミングを学べる印象を受けました。
こちらはUSBで接続し、拡張ボードも色々ありました。
本体価格は\2,000、各種ボードは\1,000~\3,000程度。
こちらもソフトは無料で、ブロックをつなげて行うビジュアルプログラミングです。
結論から言うと、個人的には『micro:bit』のほうが扱いやすく拡張性が高いと感じました。
小学校の授業(特に理科の授業)との親和性も高く、回路の勉強に組み込みやすいと思われます。
プログラミング自体は、スクラッチをやっていれば問題なくできるくらいUIが似ています。
なので、スクラッチの次の教材としては凄く良さそうです。
(5年生でスクラッチ、6年生でmicro:bit、とか)
『micro:bit』本体+拡張ボード+豆電球
『人が来たら電気をつける』プログラムの内容
ワークショップでは、『人が来たら電気をつける』というプログラムをやりました。
時間があったので、さらに1歩進んで『暗い時に人が来たら電気をつける』というところまでプログラムを作成し、実装しました。
小学生でもこのくらいならできるかな、という感じでした。
ただし、アナログとデジタル、端子の概念など、予備知識は色々と必要かもしれません。
そのあたりを工夫しつつ、今後のプログラミング教室に活かせればと考えています。
とりあえず1つ買ってみて勉強ですね!