凄い雨でしたね。
そろそろ梅雨の足音が聞こえそうな季節です。
先日、時間があったのでハードオフを2日で10店舗ほど巡り、ジャンクのゲームボーイないかなと回ったのですが、まあ1個もありませんでした…。こういう事もあるよね。無欲の時の方が、ジャンクボーイと出会っているような気がします。
その代わり、綺麗なワンダースワンが3台とジャンクのワンダースワンを1台確保。遊び用としてはやっぱりスワンクリスタルだし、モノクロのゲームをやるにもワンダースワンカラーの方がやりやすい気がします。
でも、ものとしてはモノクロのワンダースワンが一番かわいい気がしますね。あ、ゲームボーイもポケットが一番好きですが、カラーでしか遊びません…。
という事で、ダブっている色のワンダースワンをジャンクと外装を交換。残った基盤は元気だし、スピーカーも良い音なのですが、ワンダースワンはゲームボーイ以上に画面が焼けちゃいやすいんですよね。
こんな感じで液晶の中側からスクリーンを圧迫している感じに少し盛り上がっていました。
外装は綺麗なので、これはちょっともったいない。
という事で、ばらし。
ばらしてみると、スクリーンから焼けた偏光板がポロッと取れました。液晶と偏光板の間の接着剤が駄目になって偏光板の丸まりがスクリーンを中から圧迫していた様子。焼けて見える液晶も偏光板を除いて綺麗な状態なら使えます。外すとちょっと酸っぱいにおい。ビネガーシンドロームとかいうやつですな。接着剤不良ということみたい。で、液晶についた残りの接着剤を剥離するのがものすごく大変。削ったり、溶かしたりして排除するみたいなのですが、アルコールなどでは取れずらい。ワンダースワンは接着剤の下に薄ーいビニールコーティングみたいなものがあるので、それをゆっくり剥がしてあげれば綺麗な面が出てきます。
はい、何とか綺麗な状態にまで持ってきました。しんどいぜ。
後は一度組み立てて、新しい偏光板の一番よさそうな角度を探ります。そして切り抜いてスクリーンの裏に液晶を固定する両面テープが残っているので、そこに固定。
ハイ出来上がり!ちょっと偏光板の色がミドリっぽくて初代ゲームボーイのような色になってしまいましたが、ゲームはしっかり出来ます。また、色合いのもっといい偏光板と巡り合えたら交換すればよいし、以前とは違って接着剤は使っていないので劣化もしないでしょう。
とりあえず、この直したワンダースワンを普段使いのものにしようかな。手を掛けると愛着がわいてきますからね!
画面が焼けて悲しい思いをしている方、まだ助けられることもあるので、愛着のある携帯機を捨てずに修理するチャレンジをしてみても良いかもしれませんよ!