チェインクロニクル 初心者向け攻略とテクニック | 司法書士のゲームブログ

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もうすぐDMMでPC版のチェインクロニクルがサービス開始される。これを機に新しくチェンクロを始める人もいると思うので、初心者向けの攻略について自分が重要だと思うものをまとめてみようと思う。

 

 

 

 

 

■概要

 

今回扱うのは「より難易度の高いクエストをクリアするためのテクニック」。そのため「敵に近付いて攻撃する」とか「必殺技ボタンを押してスキルを発動する」といった、チュートリアルで説明されるような知識は予め前提とする。

 

チェンクロは他の一般的なソシャゲに比べ、プレイヤースキルの介入する余地が圧倒的に多いという特徴がある。このゲームの一部クエストにおける難易度はかなりシビアで、ガチャで最強格と言われるSSRを引いてもただ闇雲に突っ込むだけではクリアできない。逆に言うと、しっかりとしたスキルさえ身に付ければ戦力が不十分でも突破の可能性がある。

 

高難度クエストは報酬も美味しめになっていることが多いので、スキルを身に付ければ早い段階から色々なアイテムを集められる。もちろん精霊石などのガチャ用アイテムもその一部で、高難度クエストを突破できるようになればガチャも回しやすくなる。

 

 

 

 

■3すくみ

 

重要度:A  難易度:D

 

ソシャゲではありふれたシステムの「3すくみ」であり、チェンクロにも似たようなものが実装されているのだが、アクション要素の強いチェンクロではこの3すくみの概念がつい忘れられがち。というのも、大抵のソシャゲでは3すくみの強弱によってダメージに補正が入ることが多いが、チェンクロではそういったダメージ補正がほぼなく、レベルで上回っていれば3すくみに関係なく敵を圧殺してしまえるから。

 

しかしギリギリの戦いになる高難度クエストでは3すくみの把握は必須であり、同じようなパーティを使ってクリアできる人もいれば、WAVE1で全滅してしまう人もいる。それは、3すくみを意識しているかどうかの違いによるところが大きい。

 

 

 

チェンクロのジョブ(職業タイプ)は、大きく分けて戦士・騎士・後衛の3つに分けられる。弓使いと魔法使いは役割的にほぼ同じで、どちらも後衛に含まれる。僧侶は3すくみと関係がない特別な職業なので、ここでは考えない。

 

左上のアイコンが赤いのが戦士、青いのが騎士、黄(弓使い)と紫(魔法使い)のものが後衛

 

 

3つの職業は、それぞれ以下のような特徴を持つ。

 

戦士 … 攻撃力が非常に高い

騎士 … 盾を持っており、遠距離攻撃を受けても怯まない。ただし攻撃力は低い

後衛 … 遠くから一方的に攻撃できる。ただし近接攻撃力は低いので、近付かれると弱い

 

そして3つの職業は以下のような力関係を持つ(強 → 弱の順)。

 

戦士 → 騎士 … 攻撃力で大きく上回るため殴り勝てる

騎士 → 後衛 … 盾で遠距離攻撃ダメージを軽減。しかも怯まないので安全に近づける

後衛 → 戦士 … 遠距離攻撃で怯ませつつ一方的にダメージを与えられる

 

高難易度クエストになるほど、この強弱関係がより色濃く表れるようになる。

 

 

 

もう1つ注意点として、同職同士の戦いもできれば避けるようにしたい。戦士→戦士や後衛→後衛といった同職同士の戦いは3すくみ上は互角の関係だが、高難度クエストでは敵のスペックがこちらを大きく上回ってくるので基本的に分の悪い戦いになる。

 

戦士→戦士については、高難度クエストの戦士があまりに強く一撃で5000以上のダメージを平気で出すようになってくるので、味方の最大HPが1万程度であるチェンクロではそのまま殴りに行くのは無謀。強いパーティを使っているはずなのにWAVE1でコロッとやられて全滅してしまうのは、ほとんどの場合敵の戦士に無策で突っ込んでしまっているのが原因。高難度クエストにおける最大の強敵であり、この戦士をどう対処するかが、高難度クエスト突破の可否を決めると言っても過言ではない。

 

後衛→後衛についても同様で、味方の後衛はHPが低く打たれ弱いので真正面からの殴り合いは避けたい。間に騎士を挟み、守ってもらいつつ後ろから攻撃するのがベスト。

 

騎士→騎士については、敵の攻撃力が低く単体で見ればそれほど不利な殴り合いにはならない。しかし高難度クエストの騎士はとにかくタフで、HPが5万を超えることもザラにある。単純な殴り合いでは泥沼になりやすく、そうしている内に次の敵が出てくるので、攻撃を集中させて早めに倒したほうがいい。

 

 

パーティの編成によっては同職同士で戦ったり、苦手な相手に攻撃せざるを得ないこともある。しかしそれはあくまでイレギュラーなパターンであって、基本的にはこの3すくみを意識して有利に立ち回るようにしたい。

 

 

 

 

■足止め

 

重要度:B  難易度:B

 

戦士や騎士といった前衛は、敵に近付くことで足を止め自動的に攻撃モーションを取る。このとき、そのまま攻撃することもできるが、直前に移動して攻撃をキャンセルすることもできる。一方、敵は一度攻撃モーションを取ったらキャンセルすることはない。つまり、近付いてからすぐ離れることでダメージを受けることなく敵をその場に足止めすることができる。そうしている内に味方の後衛が攻撃すれば、安全に敵を倒すことが可能。

 

 

 

 

これは特に分かりやすい例。ファラ(前衛の戦士)でゴーレムに近付いたらすぐ離れ、その隙に味方が遠距離攻撃でゴーレムを倒している。ファラ自身は攻撃せず、ただ敵を引き付けているだけ。ゴーレムは攻撃力が高く、殴り合うのは危険な敵なのだが、この方法なら安全にゴーレムを倒せる。

 

当然のことだが、足止めしているだけではダメージを与えられないので攻撃は後衛頼みになる。そのため、湖都や賢者の塔といった後衛主体の所属において特に重要となるテクニック

 

 

 

 

■足止め(応用編)

 

重要度:C  難易度:A

 

足止めのテクニックが有効なのは、必ずしも遠距離攻撃主体のパーティだけではない。足止めのテクニックを応用すれば、スキルで敵を一掃しやすくなったり、前衛のダメージを抑えつつ効率的に敵を殴ることができる

 

 

 

 

ゴーレムは攻撃速度が遅いので、例としてかなり分かりやすい。テレサ(みじん切りの女の子)でゴーレムの攻撃を誘発したら、一旦距離を取って回避し、再び近付いて攻撃する。こちらは一切ダメージを受けず、相手にだけダメージが入るのでトレードとしては丸儲けである。

 

さらに注目すべきは、敵を足止めしている内に新しい敵が次々とやってくるという点。普通ならピンチだが、スキルを使う場合においては1回のスキルで複数の敵を巻き込めるチャンスになる。WAVE1やWAVE3ではテレサで敵を足止めし、スキル範囲内に敵の数が満ちるのを待ってからスキルを発動することで敵をまとめて一掃している。

 

 

 

 

■マナ稼ぎ

 

重要度:B  難易度:B

 

スキルは、使い方によって危険な状況を1発で回避できる頼もしい存在である。スキルを撃つにはマナが必要なので、マナを手に入れる手段が豊富であるほどスキルを連発しやすくなり、戦いを有利に進められる。そしてマナを手に入れるには、主に以下のような方法がある。

 

  1. マナの素養や天分、吸魂などのアビリティ効果によって手に入れるもの
  2. WAVEごとのマナスロットで手に入れるもの
  3. ボスWAVEでピリカが持ってきてくれるもの
  4. 味方が倒されたときに落とすもの

 

1の素養や天分については、テクニックというよりパーティ編成の範疇であり、該当のアビリティを持ったアルカナをパーティに組み込めばよい。2のマナスロットについては後述する。4については緊急事態における最終手段だと思っていたほうがよい。ボスをあと少しで倒せそうだが、どうしてもマナが足りない。そんなとき、他のキャラを突っ込ませることでわざと倒され、マナを手に入れて強引にボスを倒せることがある。しかしパーティメンバーが減ってしまうぶん総合力は落ち、長い目で見れば損をする。有効な場面もあるが、常に狙っていくような方法ではない。

 

ここで紹介したいのは3番。ボスWAVEでは一定時間ごとにピリカがマナを持ってきてくれる。そこで、あえて敵を倒さずに残し、時間を稼ぐことでピリカからマナを受け取ることができる。

 

 

 

 

これは年代記の塔シーズン1における5-1の動画。敵が最後の一人になったとき、一気に倒そうとするのではなくあえて時間を稼ぎ、ピリカから2つのマナをゲットしている。聖都パではテレサがスキルを撃てる回数によって難易度がまるで違ってくるので、この2マナの差は大きい。また、敵の騎士を食い止めるため前述した足止めのテクニックを使い、テレサのダメージを抑えつつ敵の体力を減らしている。足止めとマナ稼ぎの合わせ技である。

 

注意点として、ピリカは最大で1WAVEに2つまでしかマナを運んできてくれない。また、クエストによってはボス(大型の敵)を倒すと、それ以降はどれだけそのWAVEで時間を稼いでもマナを運んできてくれなくなることがある。

 

 

 

 

■盾崩し

 

重要度:A  難易度:D

 

後衛の攻撃は盾によって防がれ、大幅にダメージを減らされてしまう。そのため後衛主体のパーティでは、この盾持ちの騎士をどう倒すかが最大の課題になる。スキルなどで盾を貫通しつつダメージを与える方法もあるが、最も簡単なのは戦士や騎士といった前衛で、敵の騎士を殴りにいくこと。攻撃モーション中は盾のダメージ軽減効果が失われるので、後衛でもいつも通りダメージを与えられるようになる。

 

 

 

 

後衛が敵の騎士を攻撃するとき、最初は盾に防がれまともにダメージを与えられていないが、ファラで殴りにいくことによって盾を崩しダメージが通るようになっている。

 

これは敵だけでなく、味方も同じことが言える。敵との殴り合いをしている最中はダメージ軽減効果が発揮されず、間接攻撃で手痛いダメージを受けてしまうので注意が必要。

 

 

 

 

■怯み

 

重要度:D  難易度:A

 

戦士は遠距離攻撃を受けることで一瞬怯む。この怯んだ隙を狙って攻撃すれば、ダメージを受けず安全に敵を倒すことができる。

 

 

 

上の動画ではモナミ(銃使いの女の子)が戦士に銃を撃つまで待ち、怯んだ隙にテレサで攻撃している。1体目と2体目は成功しているが、3体目は失敗している。銃使いは3連撃が可能なので、怯む時間が長く成功させやすい。

 

ただし、これはタイミングが非常にシビアであり、狙って成功させるのはかなり難しい。こんな事をしなくても高難度クエストはクリアできるので、知っていればたまに役立つことがあるかも、ぐらいの認識でいい。

 

 

 

 

■攻撃する順番

 

重要度:A  難易度:C

 

チェンクロではスキルなど一部の攻撃を除き、1度に1人の相手しか攻撃することができない。そして、敵は最初に近付いてきた相手を優先して攻撃する。この仕組みを理解すれば、前衛で殴るときもただ漫然と動かすのではなく、効率的な動かし方が存在することが分かる。

 

味方に前衛が3人いるとする(仮にA、B、C)。常にAから動かした場合、敵は最初に近付いた相手(つまりA)を攻撃するので、Aにばかりダメージが蓄積されることになる。しかし最初に動かすキャラクターをA→B→C→...と交互に変えていけば、ダメージを3人に分散させることができる。

 

ダメージを分散させることができれば、それだけ僧侶の回復効率もよくなる。1人がダメージを受けている状態では10%しか回復できなくても、3人にダメージが分散していれば30%ぶんのHPを回復できる。つまり、殴る順番をローテーションさせることで、前衛の場持ちをよくすることができる

 

これは難しいようでそれほど深く考える必要はなく、とりあえず「最もHPの高いキャラクター(最もタフなキャラクター)を最初に動かす」ということを心掛けるようにすればよい。

 

また、この仕組みを考えれば、複数の敵が出てきたとき戦力をばらけさせるのではなく、集中攻撃で各個撃破するほうがダメージを抑えられて効率がよいことが分かる。これはチェンクロの基本戦略であり、九領や副都など前衛の比率が高いパーティほどこの考え方が重要になってくる。

 

 

 

 

■無敵時間

 

重要度:B  難易度:C

 

スキル発動中は無敵であり、敵からのダメージを一切受けない。ある意味最強の状態であると言える。これを利用し、普段は攻撃に使うスキルを防御的に使うことができる。

 

 

 

 

例えばこの「ゴッドレクイエム」は長々とした口上を述べるまではパンチを撃たないが、その間はずっと無敵になっている。これを利用し、ゴッドレクイエムによって安全を確保したら、他の前衛で袋叩きにすることで大ダメージを与えられる。「敵は最初に近付いてきた1体を攻撃する」という習性を、ここでも利用している。

 

一見デメリットのように思えるスキルの硬直時間だが、これを利用すれば長い硬直時間をメリットに転じることができる。

 

 

 

 

■目押し

 

重要度:B  難易度:B

 

WAVEの開始ごとに挿入されるマナスロットは、目押しで止めることができる。ただし、目押しができるのは一番左のリールのみであり、他の2つはどこで止まるか完全に運任せ。それでも自分が欲しいマナを確実に1つゲットできるのとできないのとでは、大きな違いがある

 

問題はスロットの動きが速く、狙って目押しをするのがなかなか難しいということ。スロットを遅くするアビリティを持ったアルカナも存在するが、そのためだけにパーティの1枠を割く価値があるかどうかは怪しい。

 

比較的やりやすいのは、マナスロットが始まったらSTOPボタンを押しっぱなしにし、欲しい色のマナが来た瞬間に指を離すという方法。これならSTOPボタンを押すまでのタイムラグがないので、狙ったところで止めやすい。流れてくるマナの順番はパーティの並びと一緒なので、バトルを始める前にパーティの順番を確認しておくとよい。それでも止めづらい場合は、特に欲しい色のキャラクターをパーティの先頭にしておくことでタイミングを掴みやすくミスしづらくなる(ような気がする)。

 

 

 

 

■ガチャ

 

これはテクニックではないが、初心者向けの話題なので一応触れておく。いち早くチェンクロの最強パーティに辿り着きたい場合、どのガチャを引けばよいのか。ずばりおすすめはレジェンドフェス。性能の高いキャラが多く、無料10連など特典も多い。特に排出率1%に設定されている通称「レジェンド1%枠」は他と一線を画す強さを持ち、運よく引くことができればパーティの戦力が一気に強化される。

 

レジェンドフェスは毎月月末に開催されるので、それまでに石を貯め、月末で全ツッパするのがおすすめ。もしレジェンド1%枠を引くことができたら、それを軸に据えたパーティを組み、相性のよいキャラクターで固めていくとよい。そうするだけの価値がレジェンド1%枠にはある。容易ではないが、80回レジェンドガチャを回すことで1%枠を確定で1枚もらうことも可能。

 

レジェンドフェスまで待てない、少しでも早く手持ちを揃えたいのであれば、以前新規勢におすすめのパーティについて紹介したので、それも参考になると思う。ただし、トビアス伝授クニアリを用意するにはランク50から挑戦できる深淵の渦をクリアしなければならないので、ある程度ストーリーを進めるなどしてランクを上げる必要がある。

 

あるいはキャラクター一覧などを見てお気に入りを探し、それを目当てにガチャを回す方法もある。そのほうが、ゲーム的には楽しめるのではないかと思う。

 

 

 

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