シウマイ弁当最強伝説 | 司法書士のゲームブログ

司法書士のゲームブログ

大好きなゲーム等について長々と語るのが好きな司法書士のブログです

最近の密かなマイブーム、シウマイ弁当。美味い。



 


店員さんに「皆、ここに来たときはこれを買っていくんだよ!」と太鼓判を押されたシウマイ弁当、実際に食べてみるとそれも納得の美味しさである。美味しいだけでなくボリュームもある。以来スーパーや駅の弁当コーナーをそれとなくチェックするようになったが、このシウマイ弁当が予想以上に色々なところで売られていることを、今更ながらに知った。それだけ多くの人から親しまれているということなのだろう。発売されてから60年以上経っているらしく、公式の特設サイトまで用意されているほどの人気商品である。

 

 

 

以下、シウマイ弁当に入っている内容物を一品ずつ紹介していく。

 

 

 

■「昔ながらのシウマイ」

 

このお弁当の主役。五個入り。正直個人的にはシュウマイより餃子派なのだが、この「シウマイ」は中身がぎっしり詰まっておりとても美味しいと思う。「冷えたままで大丈夫!このお弁当は冷えても美味しいように味付けされているから」というのが店員さんの談だったが、本当に冷えたままでも問題なく美味しい。グリーンピースは、上に乗っていたり中に埋まっていたり入っていなかったりと何故かまちまち。タレと辛子は弁当に同梱されているのでお好みで使える。

 

 

 

■鮪の照り焼

 

味が濃い!一切れだけだが塩味がかなり効いており、これだけでもご飯が進む。美味い。

 

 

 

■かまぼこ

 

普通…というより、自分がかまぼこを食べる機会が少ないので比較ができない。それこそお弁当についていたら食べるが、自分から進んで食べることはない存在。濃い味付けが目立つシウマイ弁当の中では際立って薄目で、味がしない(といってもかまぼこって元々そういうものだが)。

 

 

 

■鶏唐揚げ

 

玉子焼きと並んで弁当の定番である唐揚げ。とはいえこれは「シウマイ」弁当なので、あまり主張しすぎることはなく1個だけ。味もそんな感じで、唐揚げにしてはそんなに濃い味付けではない。玉子焼きほどの衝撃はないが、無難に美味しい。

 

 

 

■玉子焼き
 

超ウマい。お弁当における定番中の定番料理であるが、駅弁は多くの場合冷えきっているため本当に「美味しい!」と思うような玉子焼きは案外希少である。が、これは本気で美味い。

 

特設ページでは「ふんわり、しっとり、甘い玉子焼きです」と説明されているのだがまさにその通り。本当にふんわりしていて、しっとりしていて、甘いのである。これ以上的確かつ手短にこの玉子焼きを現した説明はあるまい。玉子焼きを作るのが上手い人は概して料理が得意なイメージがあるが、それは弁当にも同じことが言えるのだなあと勝手に納得してしまった。

 

 

 

■筍煮

 

超ウマい。何だこれ?タケノコが小さく角切りにされているのだが、一体何で味付けしたらこんなに美味しくなるのだろう。美味しすぎて一瞬これがタケノコであることにすら気付けなかった。

 

正直に言おう、自分がシウマイ弁当を何度も買っているのはシウマイが食べたいからではない、このタケノコが食べたいからである。ちなみに特設ページでは「シウマイに次ぐ人気のおかず」と紹介されているが、本当はタケノコのほうが人気なのではないだろうか?さすがに公式で「シウマイ以上に評価が高いおかずです」とは書きにくいだろうし。と、邪推してしまうほどの美味さ。とにかく味がよく染み込んでおり、量もそこそこある。ご飯と食べても普通に合うが、甘めの味付けなので最後に持ってきてもいい。

 

 

 

■あんず

 

とても酸っぱい。デザート的な位置づけ。

 

 

 

■切り昆布&千切り生姜

 

これまた濃い味。公式の説明にあるようにご飯によく合うおかずだが、シウマイ弁当は他にもご飯が進むおかずが揃っており、またご飯自体が非常に美味しいため気が付くとガンガン白米が減っていく。ペースを考えて食べないとこいつらの出番がなくなってしまうので注意。

 

 

 

■白俵型ご飯(小梅、黒胡麻)

 

シウマイ弁当影の主役。弁当におけるご飯の割合は大抵3~5割程度であり、半分がご飯のシウマイ弁当は白米の割合が多いほうだと言える。しかし、いざ食べてみるとむしろ「ご飯が足りない」と感じる。その理由は2つ。1つは濃い味付けのおかずが多くご飯がどんどん進むこと。もう1つはご飯自体の味が非常に美味しいことである。

 

 

そもそもシウマイ弁当を買って最初に浮かぶのが「何故木の容器に入っているのか?」という疑問だが、これもご飯を美味しく保つための工夫である。ご飯から出る水分で米がグチャグチャにならないよう、木が水気を吸い取ってくれる役割を果たす。さらに特設ページを読み込むと冷めても美味しく食べられるよう蒸気でご飯を炊いているなど、とにかくご飯の美味しさの追求に余念がない。

 

ご飯に木の風味が移っていることがあるのだが、これが逆に美味しさを引き立てているように思う。梅干しも上に乗っかっているのだが、梅干しやおかずなしでもご飯だけで食べられてしまうほどの美味しさ。ぜひ一度体験してほしい味。

 

 

 

個人的な好みとしてはタケノコ>玉子焼き>ご飯>シウマイ>マグロ>唐揚げ>昆布&生姜>あんずといったところ。シウマイが主役の弁当なのだが、それ以外も美味しいもの揃いというのが素晴らしい。恐らく、ここはどんな弁当を作っても美味しいのだろう。主役を除いたタケノコ+玉子焼き+ご飯だけでも既に十分すぎるクオリティを持つ。

 

これだけの内容、ボリュームがあって値段は800円。弁当でこれはかなり良心的だと思う。容器もお洒落。

 

コンビニの冷凍食品もそうだが、昔食べて全然美味しくなかったがために悪いイメージを引きずり続け、無意識に特定の選択を避けてしまっていることがある。そういったものを久しぶりに食べてみると、技術の進歩によって見違えるほど味が改善されており驚かされる。自炊が下手な人間にとっては本当に良い世の中になった。