チェインクロニクル 感想 | 司法書士のゲームブログ

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大好きなゲーム等について長々と語るのが好きな司法書士のブログです

スマホを買った際、友人に「何かおすすめのゲームない?」と尋ねおすすめしてもらったゲーム。これが中々面白く、ハマっている。

 

 

 

まず自身のチェンクロ歴について簡単に話すと、ゲームを勧めてもらったのが2015年の夏。その時点ではあまり本腰を入れて遊んでおらず、移動中の暇な時間にプレイする程度。ガチャでたまたま手に入った最高レアのキャラを使って、ゆるゆるだらだらとストーリーを進めていた。特定のキャラを狙ってガチャを引くわけでもなく、月単位でログインが空いてしまうこともザラ。そんなパーティでも、アイテムを使いまくれば何とかクリアできるぐらいの難易度ではある

 

そんな状態が1年ほど続いたある日、湖都ガチャで最強クラスと名高いアルカナ(キャラクター)である「ムジカ」をゲット。さらにそのすぐ後、今度は精霊島ガチャでこれまた最強クラスと呼び声高い「トレランシア」をゲットする。さすが強い強いと言われるだけあって、この2人を使ってみると本当に強い。今まで苦戦していたクエストを軽々とクリアできる。ここで「アルカナなんてどれ使っても大体一緒でしょ」から「強いやつはマジで強い」へと自分の中で意識改革が起きる

 

以降、毎日ログインするようになりプレイ時間も大幅に増加。パーティを全面的に見直し、ガチャも本当に必要なときだけ回すようになった。それによって難易度の高さのため長らく停滞していた2部ストーリーを突破。次々と追加されるコンテンツを楽しみながら2ヶ月強が経過し、現在に至る。

 

 

 

 

以下、自分がこのゲームを遊んでみて感じた特徴について語る。

 

 

 

■課金面

 

ソシャゲと課金ガチャは切っても切り離せない関係にある。実際ガチャを回す瞬間は楽しいし、欲しいキャラが出たときは嬉しいのでそれ自体は否定しない。ただ、課金が必要なせいで「そこまでやり込むつもりがない派」にとってはハードルが高くなっている面もある。課金勢と無課金勢の格差が大きいゲームであればなおさらである。自身が元来CSゲーマーなこともあり、ゲーム1本ぶんまでの課金であればそこまで抵抗はないのだが、それ以上になると「これ、そこまでするほどのゲームか?」と尻込みしてしまうことが多い。

 

 

 

そこを考えると、チェンクロはかなり無課金勢に優しい。ガチャを回す際に必要な精霊石(の他にもガチャコインだのフォーチュンリングだのプレチケだのありはするが、基本はこれだ)はその辺の適当なクエストでボロボロ手に入る。先日、新バージョンである3が追加されたことで、さらに大量の精霊石(50~100個ほど)が手に入るようになった。


しかもチェンクロはガチャで最高レアを引く確率が高い。チェンクロのレアリティはN→HN→R→SR→SSRの5段階だが、最高レア率が小数点以下の出す気あんのかと問い詰めたくなるようなゲームと異なり、チェンクロのSSR率は7%である。これは他のソシャゲと比較しても頭一つ抜けて高い。さらに3の追加により、1・2部ガチャのSSR率は10%になった。次点のSRも20%も中々の高さ。残りはRである。

 

さらにSSRに関しては、毎週酒場ごとにピックアップされた2種類のアルカナしか排出されない「Wピックアップ制」を採用しているため、狙ったキャラをかなり引き当てやすい。特定の1枠に限定しても排出率は3.5%ある。もちろん、2人とも目当てのアルカナがピックアップされたタイミングでガチャを回せればなお効率がよい。

 

 

 

ただしチェンクロには「限界突破」の概念がある。同じアルカナを合成することでレベル上限が5上がるシステムであり、最初のレベル上限が60であるSSRキャラを最高のレベル80まで育てるには4回限界突破する(4凸する)必要がある。つまり最大まで限界突破したいなら、同じアルカナを5枚引き当てなければならない。限界突破が必要かどうかはキャラによって違ってくるが、お気に入りキャラを4凸したい場合は高いハードルが待っている。高いSSR排出率と引き換えのシステムであると言える。


総合的に見れば、チェンクロのガチャ仕様はかなり良心的であると言える。実際、自分は今のところ無課金である。それでも自分が考えたお気に入りパーティを組むぐらいのことは容易にできる(自分のパーティについては後述する)。パーティは目当てのアルカナを4体集めるだけで完成する。あとはヒロインのフィーナと主人公のツカム君をサブに突っ込んでおけばいい。

 

無課金でも100%楽しめることを強調したが、課金すればSEGAが喜ぶ。自分もここまで楽しんで一銭も落とさないというのは気が引けるので、折を見て課金する予定である。精霊石のセールをやっているときが狙い目か。

 

 


■ゲーム性

 

SEGAが製作しているゲームなだけあり、中身はかなりしっかりしている。最近はスマホゲーの進化も目覚ましく、少なくとも演出面ではCSゲームに引けを取らなくなってきているが、チェンクロに関してはゲーム性も高い。


「ゲーム性」という言葉は曖昧なので、ここでは「プレイヤーが創意工夫する余地が大きい」と定義する。ガチャで引き当てた高レアリティのキャラでパーティを組んで突撃させれば勝てるほど甘くはない。逆に、各キャラの相性を考えてシナジーを発揮するようパーティを構築し、考えながらキャラを動かせば低レベルでもかなりの局面で乗り切れるようになっている。実際、上級者の動画を見るとレベル以上にパーティやプレイングがかなり創意工夫されていることが分かる。

 

自分があまり真面目にプレイしてなかった頃は「パーティなんて強い戦士と僧侶を適当に突っ込んどけばいいでしょ」ぐらいの気持ちで遊んでいたが(実際、メインシナリオであればそれでもクリアできるようになっているのだが)、一部の高難度クエストでは単純に4凸キャラを並べただけではクリアできない歯応えがある。


特に2部以降は、単に戦士を突っ込ませただけでは勝てないよう一風変わった能力を持つ敵が現れたり、範囲攻撃を持つボスが出てきたりしてより戦略性とアクション性が強まっている。

 

 


キャラクターの数も多い。正確な数は把握していないが、公式アナウンスによると600キャラ以上らしい(イベント限定などで、今では手に入らないキャラも多いと思うけど)。それだけいれば誰かしらお気に入りが見つかるだろう。というか、使っているうちにおのずと気に入る。


さらにほぼ全てのキャラクター(主人公以外全員?)には、そのキャラをメインに据えた「キャラシナリオ」が1~3本用意されている。単純にミニシナリオとして楽しめるだけでなく、クリアすることで精霊石が手に入ったり新しい能力を得て戦闘で有利になったりする。何よりキャラが掘り下げられ、愛着が湧く。


欠点としては、ボイスが少ないこと。各キャラ「加入時」と「スキル使用時」の2種類しかボイスがない。これは製作者にとっても気になっていた点なのか、3では新システム用のボイスが追加されており、若干改善されている。

 

 

 

■攻略面(ガチャ)

 

基本的に「コツコツ貯めて全ツッパ」がおすすめ。クエストなどをこなして精霊石を溜め、毎週水曜午後3時になったら酒場をチェックする。欲しいキャラがピックアップされていたら溜めた石をありったけ突っ込んでガチャを回す。


各酒場につき2体以上、欲しいキャラの目星をつけておくとよい。前述したように現在のガチャは「Wピックアップ制」なので、2体ともピックアップされていればそれだけで当たり率は2倍となる。当然そのタイミングを狙うべきである。

 

 

 

特に狙いを定めずその時の気分でガチャを回していても、中々精霊石が貯まらない。なるべく多くのキャラを分け隔てなく狙うならそれでもよいが、自分が本気で狙っているキャラでないと当てても達成感は少ない。自分は最初の1年がまさにこれで、ここまでチェンクロをやり込むと思っていなかったため石が貯まったらその時の気分でガチャを回し、石もプレチケもSPチケも大量に消費してしまっており本気で後悔した。特にやり始め頃は精霊石を手に入れる手段が豊富でガンガン貯まっていくので、無駄遣いをせず大事にしたい。


アタッカーやヒーラーはHPやATKの高さが強さにダイレクトに影響するので、できるだけ限界突破をしておきたい。一方、スキルやアビリティでサポートするバフ要因などはあまりステータスが重要でないことも多く、無凸でも問題ない。


始めたばかりの頃はとにかくメインストーリーを進めていくのがおすすめ。メインストーリーは他のクエストより経験値が多く、ランクを上げやすい。ランクが低いとAPもパーティコストも低いため、こなせるクエストの数は少ないし思うようにパーティを組むこともできない。

 

 

 

■パーティ紹介

 

自分が現在、最もメインで使っているパーティを紹介。

 

 

 

■使用感

 

 

 

テリリアのお膳立てのためにシャロララを入れているが、クエストの難度が上がってくるとボスWAVEがきつめ(ボスのHPを削りきれないことが多い)なので、フェーベをお膳立てするキャラに入れ替えたほうがよいかもしれない。


フレンドは、フェーベのためにチェインを繋ぐ必要があることを考えると軽量スキルを持つアルカナと相性がよい。特にユリアナV2はスキルで余剰騎士マナを消費できるうえにバフでフェーベを強化できるので非常に使い勝手がよい。自パーティにも入れたいレベル。

 

前衛の割合が高いので、敵の攻撃力が高くなる高難度クエストになると回復が追いつかなかったり、混雑して操作がおぼつかなかったりすることがある。過去のイメージを引きずっているためにチェンクロでは戦士が強いという印象が未だにあるのだが、最近ようやく後衛の重要性を認識し始めた。とはいえシャロララを抜いて弓か魔を入れると4色パーティになり、いくらなんでもマナが散らかりすぎる。再びパーティを全体的に見直す時期なのかもしれない。

 

 

 

 

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