ファイアーエムブレム暁の女神 ユニット評価:ワユ | 司法書士のゲームブログ

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ワユ

【成長率(%)】
HP魔力速さ幸運守備魔防合計
7045156065354025355


全体的に強化されているグレイル傭兵団の御多分に漏れず、前作と比較して(そもそも前作が弱すぎたという意見はあるにせよ)大きく強化された。

初期値は剣士らしい脆さだが、レベルが7つ上のルキノと比較しても魔防以外は遜色のない優秀な数値。HPと守備の成長率も前作より上がり、剣士ユニットの中では高い部類。力・技・速さの伸びも高めなので癖がない。

前作で喉から手が出るほど欲しかった必殺補正と間接攻撃を得て剣士復権。封印(+30%)には及ばないが烈火(+15%)を上回る必殺補正+20%。

上限も優秀。蒼炎では賢者が28、パラディンが27、ジェネラルでさえ24と全体的に速さの上限値が高くソードマスターの上限30がいまいち目立たなかったが、暁では大賢者が30、黄金騎将が31、将帥が30と軒並み速さの上限が落ちている中剣聖だけはしっかり上限40とスピードアタッカーの意地を見せ、終盤になるほど価値が出てくる。前作の剣士はベオクユニットの中でもワースト3に入る使い辛さだったが、本作の剣士系、特に最上級職の剣聖はどう厳しめに評価しても中の上以上の強さはある。

武器も強化され、風切りの剣などの直間両用武器の登場で槍・斧使いに劣ることはない。SS級武器も剣については「ヴァーグ・カティ」「エタルド」と2本用意されている。前作のヴァーグ・カティは必殺率が高いだけの「倭刀」のような武器だったが、本作ではSS級武器として平均的なレベルにまで強化されている。間接攻撃ができないので性能はゼーンズフト未満ウルヴァン並み。一方エタルドは直間両用なうえ守備+5と強力。使用回数∞だが、次の章で好きな武器の使用回数を∞にできるのであまり恩恵はない。ちなみに、ヴァーグ・カティが倭刀もどきの性能でなくなったためか、暁では普通に倭刀が登場するが、威力と必殺率が低く劣化キルソード。



他の剣士ユニットと比較したとき、エディとツイハークは所属するデイン軍に防衛戦が多く剣士ユニットは相性が悪い。ルキノとソーンバルケは使えるマップが少なすぎる。その点ワユはアイク軍で防衛戦も少なく壁ユニットも豊富にいるうえ、最初からレベルが高く登場マップも多い。育てやすさと活躍期間の長さではワユが一番。

スキルで比較すると、ソーンバルケはデフォルトの「流星」以外スキルなし。エディの「怒り」は使い物にならない。ワユの「待ち伏せ」は蒼炎では最強スキルの一角だったが、確率発動になり残念ながら弱体化。発動には速さが影響するので相性がよくまだまだ強力なスキルだが、計算には組み込みづらくなった。ツイハークの「連続」は相変わらず強力で、ルキノの「能力勝負」も強化された。前作では 待ち伏せ>連続>能力勝負 だったが本作では甲乙付けがたいレベルにまで拮抗している。属性は、終章の強敵相手には攻撃力の上がる炎も悪くないが、通常時はやはりツイハーク、ルキノの地属性が強い。

最強時のポテンシャルではツイハークやルキノに、育成の手間のなさではソーンバルケに、育てる楽しみではエディにそれぞれ一歩譲るが、諸々を加味した総合点ではワユに軍配が上がる。エタルド使いの筆頭候補。


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