前回の続きです。
わたしは、明治大学の諸富祥彦先生の「ほんものの傾聴」のセミナーに参加しました
そして、実際のカウンセリングの場を見せていただいた時に感じたこととして、前回の記事で、
本当にすごい場ではあるけれど、そうやって、『クライアントと一つになる』ことが本当に必要なのかな?
共にただようことが、本当に必要なのかな?
クライアントさんはカウンセラーに、共に漂ってもらうことを本当に望んでいるのだろうか。
わたしだったら、ただ共にただよってもらうよりも、何かヒントになる言葉をもらえたりした方がありがたい氣がする…。
と書いていました。
しかし不思議なことに、そのように感じながらセミナーを受けた数日後、
2個前、3個前のブログに書いていたような考えが、わたしの中に急に浮かんできました
「わたしが存在する意味とは?」
「全てのものは、本当は『存在していない』のだろうか。」
そのような、寄る辺ない感覚を感じていたときにわたしが思ったのは、
なんと「答えが欲しいわけじゃない。でも、この世界を共にただよってくれる人がいたらな…。」
ということだったのです
これも、宇宙が教えてくれたことなのだと思いますが、
わたしは自分がその氣持ちを経験して初めて、
その「寄る辺ない感じ」を共にただようことの大切さを感じられたように思います
人は、根源的な問いへと近づくほど、
ただ、そこをただようことしかできなくなるのかもしれません。
そんな時、何を言わなくても、
同じ世界をただ感じてくれている人が側にいること。
それは、本当に心強いことなのだろうな…と、その経験から感じることができました
「ほんものの傾聴」は、もしあえて定義するとすれば、
「掘り下げ」側ではなく「ただ感じる」側の心理療法なのだと思います
しかしやはり、それらは両方ともこの世界には必要で、
両方の視点をバランスよく、適切にうまく使っていくことが、クライアントさんと共に進んでいくためには必要なことなのだな…と、深く感じさせられた機会となりました
セミナーでは、「ほんものの傾聴」の他にも、一般的になされる傾聴のトレーニングなども行いました
4人1組でトレーニングをしたのですが、
やはり他の方々は、長年カウンセラーをされている方や、自分で起業して相談をお受けしている方など、たくさん経験されてきている方ばかりでした
わたし自身は、このようなセミナーを受けるのが初めてだったので、うまくできたとは到底思えませんが、
同じグループになっていた他の方は、本当にうまく伝え返しなどをされていたりして、
当たり前ですがすごいな…と感じさせられました
そして同時に、今本格的にカウンセラーとして活動されている方々に対して、大きなリスペクトの氣持ちが湧いてきました
臨床心理士などの心理資格には更新制度があり、
研修を受けたり、学会で発表したりなど、自己研鑽を続けていかないと、資格を持ち続けることができないようになっています
だから、このようなセミナーに定期的に参加したりして、常にトレーニングを積んでいる人にしか、カウンセラーをやり続けていくことはできません
今回の2日間でお話できた方々は、今までさまざまな人生を生きられてきていて、
諸富先生の認定コースを受けられている方もいらっしゃいました。
今まで、本当にたくさんトレーニングをしたり、勉強をしてこられたのだな…というのが、感じられました
同時に、わたしは今の状態では、とても「カウンセラー」とは名乗れないな…とも、感じさせられました
そもそも、わたしは自分のことを「カウンセラーです。」とは名乗っていないのですが、
これからもトレーニングなどを受けつつ、わたしはわたしの色を出していけたらいいな…と今は感じています
次は、6/1(土)、6/2(日)にある、「プロ・カウンセラーの技術」トレーニングセミナーです
また、いろいろな氣付きが得られるのではないかと、今から楽しみです
今日もありがとうございました
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「掘り下げ」と言われるものには、実はさまざまな種類があるように感じます
人によって、「掘り下げ」という言葉の意味するものが少し違っているかもしれません。
今回は、わたしの思う「掘り下げ」は2種類あるよ!というお話をしています
参考になれば、嬉しいです
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