十六日に奇跡的に大学を卒業致しました。
かねてより入学当時から大学を嫌悪しておりましたので何の感慨も無く、これといって情も湧かなかったのでまあどうといった事も無いのですが。それよりもスーツがどうにも体に合わないのが気になりボタンを外したり留めたりすることに終始していた気がします。
謝恩会などにも誘われはしたのですが微塵も行く気が無かったので在学の友人とお好み焼き食って帰宅。
この友人が実はゲイであることと、それを四年間隠し続けていた事を告白されたのがこの日のダイジェストです。おえっ。
自分の大学四年間は以下の様な感じ。
【1年】
新しい環境に戸惑いつつ友人を作りながらとりあえずの居場所を確保するも、高校時代への名残惜しさと現状への不満とで半端でないフラストレーションを体に覚える。毎日泣いていた気がする。ギリギリ学校には出席していた。
【2年】
溜め込んでいたストレスが限界に達し、人間関係に煩わしさを感じて大学の人間と距離を置く。また、偶然赴いた展示会でイラストレーターの南さんに出逢い、それまで疎かにしていた絵と向き合う様になり、その方面での知り合いが何人かできて学校以外の世界が楽しくなる。学校に関してはあまり記憶が無い。
【3年】
廃人になる。恋と酒と涙に溺れていた自分史上最悪の暗黒期。ひたすらバイトばかりをしており、学校へは全く行かなかった。人生で最も強く人を求め、またそれまでに無いくらい人に嫌気が射した時期。退学を決意し、再三親と話し合いをするも叶わず、留年覚悟で卒業を目指す。
【4年】
課題と単位回収と卒業製作に追われる日々が始まる。唯一の友人と飯食ったり映画に行ったり束の間の休息が楽しかったりした。常に忙しく、常に寝不足であったがこの友人がいたからなんとか頑張れた。相変わらず出席日数が足りなかったり課題提出が遅れたりと履修科目を片っ端から落としまくるもギリギリで卒業に漕ぎ着ける。精神面は常に穏やかだった。けれどやっぱり学校に関しての記憶は無い。
【卒業】
「君はイラストレーターに向いているから頑張ってね」と担当教授から言われるも大雑把過ぎるその言葉にいまいち納得することができず、とりあえず営業スマイルで「ありざまーす(ありがとうございます)」とかわす。
そういえば散々迷惑かけた教授や講師や事務に何の礼も謝罪も言わずに帰宅してしまった訳で、どこまでクズなんだろう。
自分の弱さを知って、そしてどこまでも自分を嫌いになって何度も何度も死にたくなって、でも死ねる訳など無くてどこへも行けなくて。それでも前だけ向いて進むことで自分自身を肯定してゆこうと決めた四年間でした。
おめでとうなんて言われる程、自分にとって卒業なんて立派な事じゃないのに。
それでもこの春に何かから卒業される全ての人達へ、おめでとう。
ちなみに自分には今年高校を卒業する妹がいるのですが、受験した大学に見事全て落ち彼女は今年から浪人生です。学力が伸びなかった彼女にももちろん責任はあるけれど大半は娘に期待し過ぎた両親の責任です!直前の模試でDやEしか出なかったのにそれでも受けさせた馬鹿な親はうちの両親でーす!皆さんこちらでーす!
ボキはというと春からフリーターやりながらも絵は描いていきます。
たった今何か描きたいんだけれど何も思い浮かばん!さっく!
映画観るかなー。あー、家出たい。
また、春がやって来る。
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