『月の大人達 A Mind Odyssey.』
構図はキューブリックから拝借致しました。

映画一年百本計画達成!
百本目が深夜放送の名前も聞いたこともない映画ってのが若干フニオチだが致し方アルマーニ。←びっくりした、無意識に打ったけど相当酷いダジャレ。

昨今観た映画

『キャプテンアメリカ ザ・ファーストアベンジャー』

一国を担うヒーロー映画がこの様な微妙な出来というのはなんたる事か。
いくらブッシュ政権以降のアンチ戦争の風潮が強いからといって、それを安易に映画に投影させてもいいものか。
この作品の場合スーパーヒーローの苦悩や成長に趣が置かれており、能天気で派手なアクションを期待して観に行くと痛い目を見る。
強大な科学(?)力を有したヒドラ党の方が余程魅力的に映ってしまうのが悲しい。

また、圧倒的軍事力を前に数で勝負だ!というまるで竹槍を振り回す日本兵の如き戦法を行う、敵側が「特攻」しようとする等、当時の日本軍を風刺しているんだか媚びを売ってるんだかよく解らない場面があり首をひねった。

この作品に限ってはアベンジャーズの壮大な序章としてしか観ることが出来なかった。
かくいうアベンジャーズ本編もエンドロール後の予告を観る限り、あまり期待は出来ない様です。

プロパガンダポスターが使われたグラフィックデザインのエンドロールだけは素敵だった。

『ライフオブデヴィットゲイル』

あらすじは省略致します。

深夜帯に放送されていたのを何気無く録画して観てみたらあまりに面白く打ちのめされた。
話が二転三転する終盤から悲壮な結末、そしてそれまでの作品の世界感が全て覆るラスト。

ちょっとやそっとのことじゃ世界は変わらないという多角的な見方の出来る作品だけど、一方でタイトルの通りにあるデヴィット・ゲイルの人生の悲哀と信念を強く感じることが出来るドラマでもあると思う。
哀愁と強さを瞳に秘めたケビン・スペイシーだからこそ成り立った映画。

『終わりで始まりの4日間』

記念すべき今年百本目の映画。

LAで売れない俳優を続けるアンドリュー。彼は医療薬漬けの副作用で感情の起伏が少ない生活を続けていた。
そんな中、故郷で暮らす母親が亡くなったという知らせを受けた彼は帰郷することにするが…。

主人公の性格同様、笑いも涙も実に淡々と
描かれる作品。
でも、好きな人間の幼少期を垣間見た時にその人の事を更に愛しく思ったり、折り合いの悪い親との絆を深める為に努力しようとしてみたり、主人公の内側では常にドラマが生まれおりそれが我々人間のあるべき姿なのだという事を教えてくれる。

生まれ育った故郷は言ってみればその人の原点で、そこに帰ればいつでも0からやり直せる。そんな温かいメッセージが、表面は淡白ながらもこの映画には満ちている。

地元も嫌いで出来れば旧友にも一生会いたくないし家族も苦手な自分にとって共感は出来ないけれど、そういったメッセージは好きで主人公を羨ましく思いました。


ねる。


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