留年バッチコイ、そんな面持ちで成績表を見たところ頑張ればなんか卒業出来る様な修得状況だったため、留年を視野に入れて見通しを建てていた私は困惑せざるを得ない秋。
なぜなら就職活動といふものを全く行っていなかったためである。
さておきクソつまれねえ授業を受けたことで壊滅的な空腹にさいなまれたため、友人といつもの御店で史上最速の完食を遂げた後に映画!
[昨今観た映画]
『世界侵略:ロサンゼルス決戦』
SF映画の体を成した完全なる戦争映画。
冒頭にさらりと紹介程度に映す兵士達の日常や生い立ち、観客に容易に感情移入させる為のこれらのシーンがとても効果的です。洋画はどれもそうなのだけど、こういった下地の作り方が本当に上手い。
任務後に結婚するやら、祖国にいる妹等どいつもこいつも死亡フラグを立てまくりそれをなんとかへし折っていくその様は、更にキャラクターへの親しみをこちらに与える。
戦闘シークエンスは冒頭の通り、戦争映画を地で行く作りで観客を問答無用で最前線に叩き込む。
これが相当に激しく異様な緊迫感に包まれたものとなっている。
仲間が何人死のうと、ロスの空域が異星人に制圧されようがウィル・スミスは現れないしその辺の戦車がロボットに変身したりもしない。
つまりはそういうことで、戦争においての最強の敵は何よりも自身が抱く絶望感なのだ。
その感覚を如実にこちらに与えているという面においてこの作品は非常に秀逸だ。
しかしながらアメリカ万歳映画には変わりは無いのだが。
ハービィことアーロン・エッカート演じるナンツ2曹が、以前の戦いで失った部下達の兵役番号を述べてゆく場面は泣いた。その他、涙腺を刺激するシーンが満載の「漢の戦争映画」でもある。
『ウルフマン』
古典的名作である狼男をベニチオ・デルトロ主演で描くリメイク作。
抑えられた色調、メイクを含む特殊効果、全編に流れる異様な禍々しさやストーリー展開など、非常にバランスの取れた良き作品。
精巧に演出された19世紀の服飾や文化様式も見所のひとつで、主人公が纏っている大きな毛皮の首巻きは個人的にとても興味を持った。
すすけた様にどんよりとしたロンドンの街中を狼男が颯爽と駆け抜ける一連の場面は、恐ろしさと高揚感を同時に感じることができ何よりもカッコイイ。
変身シーンも見事なもので、CG効果を最低限に抑えてある部分も好感が持てる。
2時間弱の作品時間を全く感じさせず、観ておいて損の無い作品。
もうすぐハロウィーンですので、この機会に是非。
あと、ヒューゴ・ウィーヴィングが光ってた。
『2001年宇宙の旅』
SF映画の金字塔。
しかし。自分には無理だった。
初見では参考文献を読み漁ることでしか結末を把握出来なかった。
神様が輪廻を操作してるのかとかふざけた解釈していたのだけど、スターチャイルドとか、自分にはちょっと頭の容量が足りなかった。
よってお薦めすることも止めることも出来ない困った作品。
時計仕掛けは好きなんだけどなー。
感傷に浸り、感覚を研ぐには良い季節。
むしろ秋なんて、ただそれだけの為にある。
クッソねむい。
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