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『ボルベール <帰郷>』

親子愛をテーマに、ラマンチャ(スペイン)の色彩豊かな街並みとペネロペ・クルス主演で贈るヒューマンドラマ

原色眩しい街や家具、食材、それ等が映し出された画面にはハッとさせられる様な美しいシーンがいくつもある。

それに加えて絶世の美女ペネロペさんの魅力全快とくれば、これはもう絵画的映画。

男性を徹底的に負の存在として描き、極力画面から排除していることで女性達の芯の強さが際立って見える。

どんなに辛く苦しい困難があっても母と娘は強く輝いている、そういった姿を顕著に描いているので恐らく、というか完全に女性向けの映画。

物語の核心への運びはただただ長く退屈なもの。

よって美しいものだけを観たい、とりわけ女性の方におすすめです。

『グリーンマイル』

問答無用で映画史に輝く名作

もうね、全てのシーンに温もりが溢れている珠玉の3時間。

焦点を限定せず登場人物一人一人を魅力的に描いている点が素晴らしい。

何となくキリスト神話が投影されている気がして調べてみたら、やはりそうだった。

ロンギヌスは学び落としていたから残念。

とても温かく、少し残酷な作品。

ところで、パーシーを本気で殴りたい。

『グッドウィルハンティング 旅立ち』

天才的な数学の才能を持ちながら荒んだ生活を送る若者と、彼のセラピーを担当することになった老教授が心を通わしてゆく物語。

若者を演じるマッド・デイモンの存在もさることながら、何より老教授役のロビン・ウィリアムズ!

彼無しではこの映画は成立しないのではないかと思う程、一つの希望的存在として作品の中で太陽の様に輝いている。

また、主人公を取り巻くいくつもの世界の存在(友人・恋人・老教授)が若者の多面性を良く現している。
これにガスヴァンサント監督の人間描写力が加わりより世界に奥行きが出ていて素晴らしい。

友人役のベン・アフレックも名脇役で、ラストの表情がこの上なく上手。

そして行く末にはそれぞれの旅立ちが待っている。

パーフェクトなハートウォーミングムービー。

『俺たちダンクシューター』

バスケチームのオーナー兼コーチ兼プレーヤーである男が、ある日解雇を言い渡され復帰を目指しバスケでベスト4を目指し奮闘するコメディ

下ネタやお下劣連発のこの手のコメディはコチラが引いたら負けなので、何も考えず観る様に心掛けると良いでしょう!

中盤の「吐くまで練習」の顛末など笑えるシーンは多々あれど、何となく大人しくまとめてしまった印象。

肝心のバスケの試合中においてのコメディシーンが少ないのも残念。

色々な意味で上質とは言えないものの、とはいえ間違いなく楽しい息抜きの時間となる作品。

キャスト人の衣装もお洒落。

エンドロールでEARTH WIND & FIREの曲が流れたのは嬉しかった。