忘れなければいけない物事はきっとたくさんあるのだけれど、覚えておかなければならないそれも同じ位たくさんあります。

ただ現在その境界が曖昧で、それに加えて忘れたくない物事といふ分野もあります。

忘れなければいけない物事と、忘れたくない物事は必ずしも一致しない場合の方が多くてとにかく苦しい。

色々な事がせわしなく流れて行って、始まっては終わってその都度選択を迫られる。

けれど迷っている暇も、泣いてる時間もあまり多くは残されていない。

肥大する妄想と収縮していく現実との狭間で、自分は一体今までいくつの野望を達成出来たのだらう。

指標も無い、誰も導いてもくれぬ。

二十一年の年月を、自分はどれだけ生きられただらう。