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物事は好転すれば必ず悪転して停滞するのが道理で、自分はその繰り返しにもう随分前から疲れてしまっていてその流転に意味が見出だせなくなっています。

空腹を感じる度に生きなくてはならなひ現実を痛感します。

夏を掲げて秋に挑んで、冬と生きて春に敗れて。

そういった風に今まで季節を八十四回程使い捨てて生きて来たけれど、それ等の季節の中に潜む大切な事を自分は一体どれだけ取りこぼして来たのだらう。

後悔はしていない。
けれどやはり少し、哀しくなる気がします。

心の存在などは信じていないけれど、時折その所在に逃げ込みたくなります。

こうしてる間にも細胞は死んで生まれてゆき、それを繰り返す。

夜と昼も繰り返され、季節も繰り返される。

目を開ければ、いつかは閉じなければならなひ。

時間だけが繰り返されることの無いものであるのは、その単位を作り出したのが人間であるからでせうか。

さながら、進化と退化を繰り返す自然と原始へ無意識に反抗するかの様。

それとも単に、新羅万象一切が時間軸上で成り立っているといふ事実を誇示したかっただけなのか。

どちらにせよ二極一対のみで構築されて来たこの惑星とは奇跡以外の何物でも無ひ様です。