いまの我が家のテレビ事情ですが、こんな感じになってます。

 

うーん、我ながらぐちゃぐちゃ。こういう状況をなんとかしたくて新居では壁掛けテレビを採用してすっきりさせたいと当初から思ってました。もちろん地震対策の意味もあります。

ただ、壁掛けテレビでは大きな問題がいくつかあります。

  • 壁の補強
  • 機械類をどこに置くか
  • いったん固定したら動かせない
いろいろクリアするべき問題があるので、新築やリフォームの際に設計段階から壁掛けテレビの設置についてはよく検討してください。
 
 
●壁の補強
 
家の壁は普通石膏ボードなので、壁掛け用金具を設置してもテレビの重さに耐えられません。賃貸だと壁に穴をあけること自体がNGという問題もあります。
通常の家には柱と柱の間に間柱が入ってますが、これを利用するのがひとつ。直接間柱につけられなくもないですが、間柱に補強板を取り付けて、それを利用するのもありでしょう。
それも難しいようなら、ラブリコやディアウォールで壁の前に柱を立て、それに固定して壁掛けテレビを実現するという手もあります。
 
うちでもこんな感じでやってます。これはハイセンスの24型テレビですが、なんと重量3kgないので1本柱でも特に問題なく壁掛けできてます。
 
ただ、柱自体の存在感がありますし何より手間も大きい。ラブリコを使ったDIYでも、本格的なものになると、壁自体を合板で新たに作ってしまうといった技もありますが、ここまで来るとちょっとハードルが高くなります。
 
新築時であれば壁の補強は前もって目立たないようにやってもらえます。
 
 
 
●機械類をどこに置く?
 
テレビに接続する主なものは、レコーダーやゲーム機ですが、例えば我が家の場合だとBDレコーダー、PS4、Switch、TV用サウンドバー。これ全部整理して置くのをテレビボードなしで実現できるか?
よく壁掛けテレビの実例がネット上にアップされてますが、けっこうな割合でTVの間の配線がなくなって見かけがすっきりするだけで、相変わらずテレビボードはあるままというのを見かけますね。例えばこんな感じ。
 
これはこれですっきりするんですが、我が家ではテレビボードそのものをどうしてもなくしてすっきりさせたかったのです。ただしテレビボードを安易になくすと機器類へのアクセスが悪くなるので注意。
たぶん機器類の置き場所に困ってる人は多いのでしょう。
あえて壁を作る際に後ろの空間を開けておき、その空間に機器類は入れてしまうというやり方もあります。階段下部分の活用なんかはよく見かけますね。
まあHDDひとつ程度ならテレビの背面にねじ込めなくもないです。
 
 
●一度設置したら動かせない!
 
壁掛けテレビは一度設置すると容易に動かせない。設置高も慎重に決める必要がありますし、上下はもちろん、左右も角度を変えられる金具にしておかないと後で困る可能性が。
少し金具のお値段は高くなりますが、フルモーションと呼ばれる金具を使うとテレビを設置後に上下左右、手前方向にもテレビを動かせます。
 
模様替えを頻繁にする人にはあまり向いてない設置方式です。まあそんな人が壁掛けテレビを選ぶとは思えませんが……
 
 
とまあ前置きが長くなってしまいました。
我が家の場合、テレビボードをなくすのは絶対条件。
じゃあどうするのか?
記事が長くなってきたのでその2に続きます。