大阪への外国人観光の増加が止まらない! | 大阪発!カズキの建築・旅の記録 

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2015年30ヵ国まわり世界一周を達成。世界各国の人々の温かさにふれあい、旅人としての楽しさ、喜び、辛さを経験。

帰国後は地元大阪を中心に歩きまわり大阪の魅力を発信。

モットーは後悔のない人生は積極的な行動力。

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大阪の街を歩けば、日本語聞こえてこーへんな」


最近の大阪人の会話はこんな感じ。


写真:にぎわいを見せる道頓堀

特にミナミと呼ばれる「なんば・千日前」エリアには外国人観光客であふれかえり、道頓堀は自撮棒での撮影会がおこなわれています。


しかし、以前の観光客と最近の観光客では少し様相が変わったように思います。


以前は中国人富裕層による「爆買い」が目立ち、日本製の家電を2・3個買い、お菓子を数も数えないくらい買い物かごに放り込む姿が見えました。

しかし、最近はリピーター層が増えたり、中国人だけでなく、東南アジアの人たちも多く、観光地にこぞって足を運ぶようになっています。


観光庁およびJAINTOの統計によると、国別では中国人が33%、韓国人が23%、台湾人が13%、香港人が7%、アメリカ人が3%、タイ人も3%、その他18%となっております。


※台湾、香港を中国人と切り離して表示していますがご了承ください。


更に、大阪を選んだ理由については以下の順番で多かったというアンケート結果になったそうです。

・観光
・食事
・ショッピング



そして、2017年の大阪への外国人観光客数が1111万人と発表されました。この数字がどれだけスゴいのか。


大阪府の人口は約880万人ほど。つまり大阪の人口以上に観光客が来ている計算になります。


また急成長渡航先ランキングでもなんと2年連続で世界一に輝いています。


これだけ大阪に観光客が押し寄せる理由は色んな要因があります。


・関空に発着する飛行機の便数が増えた
・アジア圏の所得が増え、海外旅行に行ける人が増えた
・フリーペーパーなどの宣伝、Wi-Fiの完備等
・大阪人の商売のおもてなしの努力 etc.


その他にもたくさんの要因はありますが、大阪が今外国人観光で賑わい、受け入れる側の大阪人もやっと、慣れてきたというところでしょうか。


「21世紀は大移動の時代」という人もいます。この大移動がもたらすボーダレスの時代に大阪が主役になっているのは大阪人として少し嬉しい気持ちになりますね。