WCCF 12-13ver2使用感 LEコスタクルタ | ガンバ大阪サポーターによるサッカー&WCCF

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東京在住のガンバ大阪サポーターによるサッカーブログです

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生年月日:1966年4月24日
身長:182cm
体重:75kg
国籍:イタリア
利き足:右
バージョン:05-06LE
所属クラブ:ACミラン
背番号:19
数値:8/20/11/17/15/16/87
SKILL:The defensive line authority
KP:ラインコントロール(レア)
実況:×
BMP:×
GK:○
ゴールパフォーマンス:×
スーパーサブ:×
キャプテンシー:モチベーション
自然成長:個0特2
使用ポジション:3-4-1-2の3の真ん中、4-2-3-1の右CB



■選手概要
若い頃のモンツァへのレンタル移籍を除けばその現役生活の全てをミランに捧げ、CLカップの4度の優勝に貢献するなど90年代のミランの黄金期を支えたレジェンドの1人です。
身体能力に優れたタイプではないものの的確なカバーリング対応、高い危機察知能力を持ち味が持ち上げで40歳までトップレベルでプレーし、タソッティ、バレージ、マルディーニとの4バックは伝説のようなものになっています

WCCFではカバーはもちろん得意だが積極的なフォアチェックもする万能型となっており、ディフェンスリーダーとしての素質をキャプテンシー含めほとんど兼ね備えてます。カバーリングやラインコントロールといった見えにくい部分だけでなくしっかりと個人でも奪える力もあり、トップレベルの選手相手だとパワー不足を感じることもありますが非常に存在感のあるDFです
適性ポジションとしてはDFライン全般といったところですが、1番適してるのは3バックの中央です(理由は後述)


■ハイレベルのチャレンジ&カバー
カバー型のCBでnot challenge but coverと思われがちですが、スピード、スタミナを併せ持ち、それを周囲のタイプと同調しながら使い分ける柔軟性、更には様々な役割を非常に高いレベルでこなす万能性を持っています
守備範囲が非常に広く前方が空けば中盤まで積極的に進出してチャレンジし(中盤のスペースを埋めてるとも言う)緻密なポジション調整と迅速な対応で広範囲をカバーします
また驚異的な瞬発力で相手との距離を詰めて相手に何もさせぬまま奪い取ったり、相手の歩調と自分の歩調を同調させて勝負に来た所で奪い取ったり、驚異的な反応速度で足を伸ばしてボールをカットしたりなど対人戦移行の安定感は最高峰のレベルにあります。

足の速さもあり、広範囲をカバーする能力は非常に高く中盤からサイドまでを幅広くケアします。サイドバックのフォローする動きは秀逸で、オーバーラップの裏を突かれた後は必死のダッシュで敵ウイングに食らい付き、味方のチャレンジを適切な距離感でバックアップし、抜け出してくるアタッカーに対して目を光らせて抜かれた瞬間カットするといったプレーもよく見られます
精力的なチェックが時には空振ることも当然ありますが、リカバリーが速いためまた後ろから追いついてタックルできるので気にはならなかったです。自身やほかの味方が再奪取された時の反応速度はかなり速く、再々奪取するくらいでした

縦パスに対しての反応速度はやや高いといったところですが密着マークするタイプではなく、やや距離を置いてマークするタイプなのでインターセプトもなく潰しきれずボランチに任せるシーンも多いのですがスルーパスやサイドから中央への斜めのパスを死角からスッと入ってインターセプトする技術は名人級ですし、マークをぼやかすシーンも成長してからはほぼ皆無でした




■絶妙なラインコントロール
KPにすると特にこの特徴が露になりますがKPなしの状態でも感じられます
ラインを上げてコンパクトにすることで中盤で奪取された時にすぐ奪いに行けるようにし、またある程度相手に押されたらペナルティーエリアくらいまで引いて落ち着いた対応をとるようにするなどメリハリの効いたライン設定を心がけており、中盤からハイプレスをかけるチームとの相性は抜群です。特にWBを置くシステムではWBの裏が穴になりやすいのですが、彼のラインコントロールと守備範囲の広さによってそこはWB+サイドのCB+コスタクルタの3人がカバーに行くようになり、取りどころとして設定されることになります
特殊連係が多いですし、またキャプテンシーを持ってるため連係がつきやすいのも◎でしょう。


■パワーと若干の個人対応力不足
周りとの連係の中で奪取するのは上手いですし、個人で奪う能力も高いほうではありますがキラの中でトップクラスというまでではありません
パワー勝負になると多少厳しいものがあり、イブラ級からボールをカットすることはできても身体を入れて奪うことまではできません
またスピードに乗った状態で奪うことが多いので奪取後の隙が大きくなりやすく、再奪取されることも少なくないです(それをさらに再々奪取することも少なくないのですが)

またクロスに対するポジショニングや反応はいいのですが、身長が高いわけでもパワーがずば抜けて高いわけでもないのでロングボールに対する対応は若干不安です


■平凡な攻撃力
リアルでは150試合で1点くらいは決めてたようですが、WCCFではCKでは上がらないですし玉離れもよくドリブルで持ち上がることはほぼないのでまずシュート自体一回も見たことがないです

玉離れはよくキープ力はそれなりに高いため一旦ボールを持てれば奪取されることは少ないですが、ビルドアップは正直下手です。時々質の高いフィードを見せることもありますが、前を向ける場面であってもクリアを選択することも多いですし、またマークされてる味方にパスするなど効果的なパスを供給することは期待できません



■補足事項
・成長依存度は低いが連係依存度はそれなり

・顔グラは似てる&カッコイイ

・スライディングは全くしませんがスピードが高いため気にならないですし、ファールも0でした


■総評
最後は酷評が続きましたがキラのDFの中でトップクラスのディフェンス力をもった選手であることには変わりません。高いカバーリンク力とスピードに裏付けされた広大な守備範囲、ラインコントロール能力をフルに活かすにはやはり3-4-1-2や3-4-2-1のCBの真ん中がベストであると思いますが、DFラインならどこでも、誰とでも組めるのは小さくない長所でしょう