「ながら食いの習慣は」こう取り除く (2)
『「ながら食いの習慣」はこう取り除く 』シリーズとして、昨日は『「自分自身への思いこみ」をなくす 』と言う事をお伝えしました。
どちらかと言うとメンタル的な話でしたが、実はこのような『思いこみ』が自分の欲求や行動パターンを支配している部分ってすごく大きいです。
その事を知るだけでも、こうした『思いこみ』に振りまわされにくくなるので、まだ読んでいない方は是非昨日の記事も読んでみてください。(^-^)
さて今日はもう少しライトな感じで、『食べるきっかけ』を作っているものを取り除くと言う事に関して書きたいと思います。
(2) 「きっかけ」を取り除く
まず「ながら食い」を始めるきっかけとしては、
「テレビを見る」「本を読む」
と言った行動によって、
「過去の経験による連想」
からお菓子などを食べるという行動に繋がっています。
しかしそこで「お菓子を食べる」ための『きっかけ』があります。
1つは昨日説明した『これをやるとお菓子が食べたくなる自分』という『思い込み』がきっかけになっています。
もう一つはもっと具体的な『視覚』などによるものです。
それは例えば、
『目に付きやすいところにお菓子が置かれている』 とか
『常にお菓子がストックされている』
などと言ったように、容易に『お菓子を食べる』と言う行動がしやすいようになっている場合が多く見うけられます。
まるでこれでは自ら
『お菓子を食べなさい』
『太りなさい』
と自分に言っているようなものです。
だからこうした『きっかけ』を取り除くのです。
そのために
●目に付きやすい所にお菓子を置かない
●お菓子をストックすることをやめてみる
●スーパーに行ってもお菓子売り場に近づかない
●不要不急の場合、なるべくスーパー・コンビニに入らない
と言った事を心がけましょう。
では1つ1つ解説します。
●目に付きやすい所にお菓子を置かない
これは言うまでも無いことですね。(^^;
目に付きやすいところにお菓子を置いていたら、どうしても目に付きます。
目に付いたら食べたとき味や快感が思い出されて、たとえお腹が空いていなくても食べたくなる本能が刺激され、「認知性食欲」が高まって食べたくなってしまいます。
この食欲は目に入らずにいれば置きません。本来はお腹が空いていない状況なので見なければ食欲も起きません。
そんな風にそもそも「食べたい」と思う『きっかけ』を排除するのです。
●お菓子をストックすることをやめてみる
これも『目に付く所に置かない』と同じように目に入らないようにする工夫で、もう一歩進めたものです。
そもそも『家にお菓子を常備する』こと自体が、お菓子を食べることを習慣化しているということを自分に定着させて許しています。
『来客がある』『家族のため』などの理由で必要な場合には、取り出すのにちょっと手間のかかる所に最小限の量を置くようにしてみてください。
●スーパーに行ってもお菓子売り場に近づかない
これもやはり当然の事ながら、見れば「認知性食欲」が高まり食べたくなってしまいます。
一度食べたくなってしまうとそれを抑え込むのに非常にパワーを要しますし、第一ストレスになります。
だからそもそも近づかずに、目にいれない事が賢明です。
その方がずっとパワーを使わず、楽に食べたくなる欲求を抑えることができます。
●不要不急の場合、なるべくスーパー・コンビニに入らない
これも「お菓子売り場に近づかない」をもう一歩発展させた形です。
スーパー・コンビニに入るときに
「あれとこれを買う」
と言った明確な目的がある場合と、
「なにか安い掘り出し物があったら買おう」
みたいな漠然とした理由で入るときがあります
この後者の場合、大抵は必要ではないものを買ってしまうケースが多いのではないでしょうか?
・1年以上着ていない980円で買ったブラウス
・押し入れの奥にしまったままの骨董市で買った食器
などありませんか?
そこでお菓子も「ポテトチップ1袋68円!」などと表示されてしまうと
「せっかくだから・・・」
と買ってしまう。
そう言った事が非常に多いと思います。
でも考えてみてください。
いくら安くても、その栄養が果たして今の自分にとって必須のものかどうか?
いくら安く買っても単に自分の脂肪になるだけではないでしょうか?
要は「お金を出して脂肪を買っている」と言う状態なのです。
いくら安くても、「自分の脂肪をお金を払って買っている」と思ったら果たしてお金を出しますか?
またいくら安くても「使わないもの・役に立たない」であれば
『買わない事が一番安上がり』
なのです。
そう思ったら買うべきものが明確でない
『何か安いものがあったら・・・』
と思ってスーパーやコンビニに入る必要はないのです。
そんな風に、そもそも『買うこと』から見直してみるのはいかがでしょうか?
なるべく早い段階で、お菓子を遠ざけて目に入らないようにすれば、『食べたい欲求』がそもそも起こらなくなってきます。
買ってしまって、目の前にあるのを食べないように抑えるのは非常につらいです。
『目につくところに置かない』
『そもそも買わない』
『そもそも店に入らない』
こういったことを少しづつ実践してみてはいかがでしょうか?
そうそう、大事な注意点です。
『最初から100%うまくやろうとしないこと』
最初からすべてうまくやろうとして
『やっぱり安かったので買ってしまった・・・』
などという事があっても落ち込んで自分を責めたりして
『こんな自分はやっぱりダイエットできない』
などと思わないでください。
今日できなくても明日できればいいし、最初は1週間に1回でもできたら素晴らしいです!
それがやがて1週間に2回できるようになり、3回・4回と発展していくきっかけになります。
だから是非、『最初の1回』を実行することにチャレンジして
今日できなくても、明日も明後日もチャレンジし続けてください。
それこそが、『習慣を変える』秘訣です!
さて、『「ながら食い」の習慣はこう取り除く』シリーズはまだまだ続きます。
明日もお楽しみに!(*⌒O⌒*)
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