珍鳥探しに出かけるも不発。。。 | 鳥さんのご機嫌撮り

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東海地方で登山をしながら鳥見をしています。
時には遠征で長野も。
カメラが趣味で野鳥や景色、花の撮影もしています。

今日は仕事の予定でしたが急遽休みになり、きくまるさんが記事にしていた珍鳥探しに出かけました。
珍鳥とは、関東で今話題になっているシベリアオオハシシギです。
 
ところが。。。
いたのはキアシシギばかり。。。
こうなったらメリケンキアシシギを探してやる!と100枚以上の写真を撮り、家に帰って分析。。。
すべて普通のキアシシギでした。。。
 
結局シギチは惨敗。。。
堤防からボ~と海を眺めていると、突然雷が遠くて鳴っているような音。。。
でも、空は快晴。その音が2~3回鳴ったでしょうか。不思議な感じがしましたが、家に帰ってから原因がわかりました。
音がした同時刻に豊橋、新城で震度4の地震があったようです。
これで地震の音を聴いたのは3度目です。
 
余談が長くなりましたが。。。
シベリアにフラれ、諦めて帰ろうと堤防沿いを走っていると。。。
 
あれ?この駐車場、どこかで見たぞ。。。
きくまるさんが記事に載せていたコアジサシの営巣地はここかも。。。
 
徐行運転で駐車場に近づくと。。。
 
ドンピシャでした。
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卵を抱いていますね。若干腰を上げて緊張しているように見えますが、それほど恐れている様子はありません。
 
他の場所では、ヒナが親の心配をよそに走り回っています。
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親が必死に呼び寄せているのに知らん顔。
わんぱくな性格のようです。
 
また別の場所では。。。
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1羽の雛と卵を温めてますね。
 
するとそこへもう一羽の親鳥が飛んできました。
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お父さん 「そろそろ交代しようか?」
お母さん 「うん、お願い。」
とでも会話してるんでしょうね。(ちなみにどちらが♂♀かわかりません(笑) )
 
飛んできたお父さんが雛の保護と抱卵を交代します。
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雛の様子を見ながら。。。
お父さん 「お腹すいたか?ごめんな、餌が捕れなくて」
雛 「え~、なんにもないのぉ~」
と言ってます。
 
今度はお母さんが餌捕りに出かけます。
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お父さん 「母さん、頼んだよ!」
お母さん 「うん、まかせて!」
と言ってます。
 
時刻はAM11時、気温はすでに33度を超え、駐車場の石もかなり熱くなってます。
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口を開けているのは体温調整なんですかね。。。
雛は私に興味があるようでカメラ目線です。
 
地面が熱いせいか、時々卵の位置をずらすんですが。。。。
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あれ?卵が割れてますね。
この後ずっと観察していたんですが、この卵は一緒に抱いている雛の殻のようで、中身はカラッポであることがわかりました。。。
なぜ抱いているのかは不明です。
 
その後、お母さんが帰って上空を旋回しながら何か叫んでます。
すると、お父さんのお腹から雛が飛び出しました。
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雛 「お母さん、早く餌がほしいよ~」
 
お母さんが降りてきて、雛はあちこち動き回ります。
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雛 「僕、こんな太いロープでも簡単に乗り越えられるようになったよ!」
と言ってます。
 
ところが。。。
 
ドテッ!
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雛 「うぇ~ん、アゴが痛いよぉ~」
お父さん、お母さん 「ばかだねぇ、調子になるからだよ」 
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いかがだったでしょうか、コアジサシ劇場。
鳥枯れになると、いつも劇場と化してしまう我がブログ、ネタ切れなのでご容赦くださいね。