今週も土日は忙しく、今日は朝1時間程度の鳥見しかできない。
夏鳥の渡りも落ち着きを見せ、近場では満足のいく鳥見は期待できそうもない。。
こういう時はいつもの河口と田園地帯に行くしかない。。。
AM7:30、河口近くの田園地帯に到着。
到着早々、側溝に鳥影を発見、とりあえず撮ってみる。
ん?なんだこれ?よく見るとへん顔をしたケリの若様。だいぶ大きくなったね。
空高くではヒバリとセッカ、地上ではオオヨシキリが合唱している。
田圃ではこれ以上の成果は望めないと諦め、河口の反対側へ移動。
最初に現れたのは。。。
なにっ!?
この後ろ姿は。。。まさか。。。
キンクロハジロ。なんでまだいるの?もう6月だよ。。。
たった1羽で佇んでいる。。。ケガでもして渡れずにいるのだろうか。。。
お次はウミウ軍団の追い込み漁。
望遠レンズしかなかったのでほんの一部しか撮影できなかったが、かなりの数。
へぇ~、これは初めて見た。
横一線に並んだ隊列がだんだん崩れ。。。
くるりと集団で方向転換。
リーダーがちゃんといるんだろうか。
お次は久しぶり、セイタカシギ。
時々飛んではダンスをしているような飛行。
遠いので鮮明に撮れず残念。
ブロ友のきくまるさんが、この辺りでカワセミの若様を紹介しているので探していると。。。
おや?ここはカイツブリの親子を紹介(きくまるさんのブログにて)していた場所だ!
親鳥はエビをおいしそうに食べている。
すぐそばでは、ヒナが親鳥にくっついて「僕にも頂戴よぉ~」とせがんでいる。
親鳥はエビを咥えて弱らせている図。そばでもの欲しそうにしているヒナ。
ヒナはヒナなりに努力はしようとしている。
ヒナ 「どうやってとるんだろう。。。潜ればいいのかなぁ~」
水の中に顔を突っ込むヒナ。
親鳥 「こういうのが水の中にはいるのよ」と教える母(♀ということにしておきます)
ヒナ 「う~ん、どうしようか。。。よし!潜ってみるか!」
何度潜っても捕ることはできず。。。
ヒナ 「ねぇ、お願いだから頂戴よぉ~、お腹すいたよぉ~」
親鳥 「仕方ないわねぇ~、ほら!」
ヒナ 「お母さん、ありがあとう!」と感激の涙を流して喜ぶヒナ。
目から大量の涙が。。。よほど感動したんでしょう(笑)
親鳥 「こらこら、慌てて食べると喉につまるわよ」
ヒナ 「くっ、くるしいぃ~ おえっ!おえっ!」
慌ててエビを引っ張り出す親鳥。。(実際は他のヒナにも少しずつ分け与えています)
実物を見ると本当にかわいいですね!
きくまるさんの後追い記事となりますが、この子たちを見られただけでも今日の成果は ◎ です。
♂♀両親にヒナが2羽ずつに分かれてエサを貰っていました。
親鳥は、エビを食べるのではなく、ヒナが食べ易いようにほぐしていたのでしょう。
親の愛情をひしひしと感じさせてくれたカイツブリ一家に感謝です!