「茶番」視察を復活させた
現場は猛暑の中、大忙し。
授業を乱す、目障りなお子や
不出来なお子は別室に集められ
お偉いサマ方の目には
触れないようにされた。
かつて、別の現場で
「 アイツを人目のつく
場所に出すなッ!!」と
職員達を恫喝した代官長がいたが
保護者からは穏健派に見られてた。
『 立派さ 』を求められる職場ほど
裏が深いのが、現実。残念だけど。
視察が来ようが研究授業だろうが
別室に集められようが、一つ所には
いられないのが、私の担当するお子。
「 暑くって、やってらんないよね〜 」
と、廊下に置かれた冷風機
の冷えた風を浴びながら
キャッキャと一緒に笑っていると
かつての現場で一緒だった
見知った顔が近づいて来た。
あー、御出世なさったね〜
親御さんも元校長だしね〜
お久しぶりでぇす、なんて
言いながらも過去のヤラカシ
を、知っている身としては
可笑しくって仕方がない。
❛ 委員会 ❜ と言ったって
マトモな指導ができないからこそ
ソッチに回される人もいるからね〜
教育業界の魔訶不思議
ちなみにお子は、声をかけられても
まったく反応せず、無視だった。
美は細部に宿る、と仰ったのは
叶のお姉サマであっただろうか?
『 事実 』もまた、然り。
お子さんが受けている教育を通じて
「国」の意向をよくよく読み取って。
❛ 個性 ❜ や ❛ 主体性 ❜ なんて
全然求められてないからね。