『 平和な世界では
儲からないから
牛耳れないから
と 彼等 は常に我々を
戦わせようとするのです。』
デュランダル議長は、そう
シャアの声( 池田秀一さん )
で、仰っておりましたが。
「 ガンダムSEED DESTINY 」
ここで言う ❛ 彼等 ❜ とは
古より自らの儲けのために
戦争を煽ってきた死の商人、
❛ ロゴス ( 軍産複合体 ) ❜ のことで。
(↑ヨハネの福音書から？
だとしたら “皮肉 ” かな？ )
この、SEEDシリーズ ( 2002年〜
/ DESTINY 2004年〜 ) は何とも
救われない話が多く、爽快な
気分には決してなれませんが。
だが現実がもう、この世界観
に近づいてしまっていますね。
子ども達への警告⚠ だった
のかも？と思わせるくらい。
敵とか味方とか、どっちが
いいとか悪いとか、そんな
単純じゃない。この世界は。
正義だってひと色じゃない。
戦争ってこんなに悲惨だよ。
人は一瞬で死んでしまうよ。
遺伝子操作 は
人類自らへの冒涜だよ。
管理された平和 で
本当にそれでいいの？！！
メカデザインが美しかったので
( 先日亡くなられた
いのまたむつみさんも
キャラクターデザインに
協力なさっていましたね )
当時観ていた子ども達
( うちの息子も含む )は
そちらにばかりに目がいって
内容を理解していた子は
少なかったかもですが。
( 息子が持っていたガンプラも
このシリーズが一番多かった。)
♪『 何も知らない方が
幸せというけど
僕はきっと満足しないはずだから
うつろに横たわる夜でも
僕が選んだ今を生きたい
それだけ 』
( 「 君は僕に似ている 」See-Saw )
鬼滅で再注目された感のある
梶浦由記さんの曲はやっぱり
石川智晶さんの声が一番合う♡
戦争が無くなって、平和になり
病がなくなり皆が元気になると
人が増えすぎて、結局、
食料争奪戦になるのかぁ？
動物で言う所の自然淘汰って？
人の場合で言うとどんなだろ？
などと、子どもの頃よく
考えていたのですが。変？
個人的に思うに自由というのは
手前勝手に振る舞うことでなく
「 NO！」を認め合うこと。
でも、世の中がコロナ禍になり
何が一番恐ろしくなったかって
不確かな『 みんなのため 』が
強制 になったことなんですね。
しかも実は、お上 の側は
強制は していない。
なのに、私たち市民同士が
勝手に強制にしてしまった。
淘汰は私たち 自ら がしている。
そう考えると思う壺ですね。
支配する側からすれば、ね。
♪『 君の姿は僕に似ている
同じ世界を見ている君が
いることで
最後に心なくすこともなく
僕を好きでいられる
僕は君に生かされてる 』
(「 君は僕に似ている 」See-Saw
作詞 : 石川智晶
作曲 / 編曲 : 梶浦由記 )