水面に浮かぶ水銀の月

水面に浮かぶ水銀の月

下級役人から見た、教育現場の内実や子ども達との日々を、愛を込めて発信しています。

数年前、夫に熊本での仕事の打診が

あって、それは断っていたのだけど


あの時の依頼は何だったのか

と後で知ったのがなんとあの


阿蘇山のメガソーラー建設だった。



https://www.chosyu-journal.jp/shakai/27591



直接は関わらなかったにせよ、


関わった会社からお金を貰って

いたので、うちだって同罪だ。



最近それを知って、うげぇとなった。



ネガティブ



背後にゴール○マン・サックス

が控えた、E○EOS関連の仕事。



社長がEN○OSの子分だったし、

あまり深く考えない人だったから


もしかして、本当に役に立つ

と思ったのかもしれないけど


あんなこと、になってしまった

山はもう二度と元には戻らない。





実は2年半前から、療養しながら


時折、請われて出稼ぎ的に

仕事を引き受けている夫は


この夏は北海道へ行っていた。



行った先の地域では鹿

人里をウロウロしていて


道路に飛び出して来て危ない。



メガソーラーの電磁波の

影響なのではないか、と


地元の人は言っていたらしい。




北海道でもメガソーラー汚染。



加えて、そのメガソーラーの

製造元である中国の人で溢れ


あっちもコッチも土地を買われて

このままでは北海道は中国になる、


との危機感は、切実だったそうだ。



事業は着々と進んできた



今回の出張は、


日本のエネルギー関連もあらかた

外資に握られてしまっている中で


頑張ってほしい、国内メーカー

最大手の施設だったのだけれど


これがまた、


社のお偉方様が視察に来ると

社員一同敬礼で迎えるそうで。



その様子を傍で見ていた夫は


赤絨毯でも敷かれるんじゃないかと

可笑しくって仕方がなかったらしい。



ニヤニヤ



『 仕事だから 』

って、呪いの呪文みたい。


唱えれば何でも平気になっちゃう。



そこから逃れたければ、

野垂れ死ぬ覚悟を持て!


って、ことかな。








天罰は無いが因果応報

というものはある、と


韓国もののBL漫画に

そんなセリフがあった。

( ↑『 PAYBACK 』)



え、BL?とそこは

ひとまず置いといて。ニコニコ




この ❛ 因果応報 ❜ という考えが

アジア圏、こと日本に於いても


福祉の発展が進まなかった原因の

一つにある、とする説を昔聞いた。



親の因果が子に報い。

要は自業自得、的な?


障がいも先祖の『 業 』

とされてしまっていた… と。




息子のアトピーが酷かった頃、


私も見知らぬ宗教関係者から

そのようなことを言われた。



天罰があるならそれは犯した

本人にどうぞ!と、思うけど


中々世の中そうもならないから


だから、「 天罰は無い 」って

冒頭のセリフになったのかな。





で (?)、BLですが。



その手の分野は、私の中では


『 風と木の詩 』(竹宮惠子先生)

で、完結しちゃっているもので


新規開拓はして来なかったのだけど。



ブック○フにて、BL本を立ち読み

しているオバチャンがけっこういる


と、ある日気がついて。



どんなものかと、ものは試しに


Webtoon発祥元の韓国ものを含め

デジタルで色々読んでみたとです。 




黒猫しっぽ黒猫からだ黒猫あたま本 気づき




韓流ドラマと同様、韓国ものに

とにかく出てくる『 貧富の差 



住む場所にさえ困る、貧しいが

見た目も心も美しいヒロインと


大富豪との、シンデレラストーリー。

BLにあってもそのテーマは健在で。



階級差は必須条件みたいだけど

それがないと盛り上がらない?


日本ものの方が、バラエティに

富んでて繊細な味わいがあるぞ。





映画 『 パラサイト〜  』公開時に


半地下でさえも、高くて住めない

人もいるという話が出ていたけど


富豪に見初められでもしない限り

そのような環境から抜け出せない


そうした人達が多くいる、のが

現実としてあるのかもしれない。





人から優しくしてもらうと

不甲斐ない自分を自覚して

自己嫌悪に陥ってしまう…

( 『 ピザ配達員とゴールドパレス 』)



作中の不遇なヒロイン?! の

そんなセリフを目にすると


何人であっても人の心情に

そう大きな違いはない、と


思わさせられる。



尤も、あちらのことわざには

かなりヒドいものもあるので

 「女は三日殴らないと狐になる」とか 💦


どちらの面もあるということか。

(✽ 本記事タイトルもあちらの諺 )




北の子ども達が、韓流ドラマを観た

というだけで銃殺された、とされる


先月のニュースが本当だとすれば


今の所はお互い、そこまで落ちては

いないと慰めるしかないのだろうか。



https://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2024071180019



蛇足でありますが韓国イケメンは

どの漫画でもガタイ良く筋骨隆々。


現実の韓流アイドルだって

化粧の下には逞しさが覗く。



日本は既にあちらのカルトに支配 

され残念な状態になっているけど


どちらにしても戦争に

なったら敵いませんね。真顔




https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/e9f8612647c20b9f5fef03e9ab7b908685a61189




子らの使う言葉で、未だ

馴染めないものの筆頭が


『 チート 』である。




「 あ、言っとくけど、センセ。

 チート じゃあないからね。」




初めてこう言われたとき、


何を言っとかれてるのか

さっぱりわからんかった。



 けど、


当然のように言われたもので

意味を聞き返すことも出来ず


曖昧に頷き、やり過ごしてしまった。

 

 凝視?



ザックリ言うとイカサマ?って

ことらしいけど ( 合ってます?)


ゲームでイカサマ?って??

と結局、よくわからんまんま。





短期間のブームで終わったが


「 ひき肉で〜す!」


もまた、おバカな男子達が

そろってやり始めた時には


何が起こったのか全く

ワケがわからんかった。

 

 真顔??



本当に面白くてやっていたのか

面白いと思わさせられてたのか?



一斉に始まって一斉に引いていく。

子どもらはあっという間に飽きる。


コンテンツを提供する側は

どんどん過激になっていく。





何を面白く感じるのか、は


世代によってこうも違って

くるかと、怖くなったのが


2017年初リリース以来、


課金や暴言、仲間外れ問題等々が

取り沙汰されながらも人気は続く



『 フォートナイト 』




「 え、ゲームのストーリー?


そんなの無いよ〜ゲラゲラ笑い装備とか

曲はカッコいいけど、まぁただの


人ご○しゲーム だから。」




  ……え、それ面白いのか?と聞くと



「 あーー 、そうねぇ。


 ストレス発散?的な?」



低学年の、大人しそうな

子までもが、笑顔で言う。




ヒトを撃ってストレス発散…!? 




年齢制限が設けられても

日本はその辺ユルいしな。


アメリカ様発祥のものだし。



そうして洗脳されていくうちに

実戦でも抵抗が無くなりそうだ。





ハギーワギー の絵、

 描いてよセンセぇ〜 キラキラ 」


お子にせがまれ、何のこっちゃ?と

検索すると、ヒト喰いモンスター。



子どもたちはもう、人くい設定を

自然に受け入れ、面白がっている。




鬼滅が大ブームだったとき、


「 鬼滅は残酷だから見ちゃダメだ

って、お母さんが。だからアタシ、


義勇くん推しラブラブ だけど、話の内容は

知らないんだ〜」と言ってた子がいた。



鬼滅も一言で言えば、人を

喰う鬼と闘う話だからね。


うちは見せません、という

判断があってもいいと思う。



そもそも、もともと吾峠先生の

作品は小さな子向けではないし


万人受けを狙ったものでもない。

万人受けにさせられたんだろう。





洗脳と言うと、学校ばかりが

槍玉に上がりがちだけれども


一番影響力があるのは

身近に溢れるエンタメ。



人ニク団子を面白がり、ゲーム

とはいえ、撃つ対象は人になり


現実の世界にあっても簡単にこう言う。



「 別に自分、いつシんだっていい 」






無碍に亡くなったご先祖様達

の嘆きが聞こえてくるようだ。




どっしりと落ち着いて、泰然とした

風体だったそのは近所の顔だった。



夕刻になると、マンションの

一階にある焼き肉店の子らが


「 ジュッリア〜ノ!ご飯だよー 」


と、彼(彼女?) を呼ぶ声が響く。




野良猫に寛容な地域だった。




妊娠中だったこともあって、私は

遠巻きに眺めるだけで、近寄らず


声をかけることもしなかったのだが

実は、猫は怖くて苦手だった。特に


あの、全てを見透かしていそうな瞳が。





自称、『 猫に育てられた男 』だった

夫は、ジュリ( 我が家での呼び名 ) に


何某かを与えたりして

可愛がっていたのだが


私と夫が二人で外に出た時には

ジュリは一切姿を現さなかった。





ほんの僅かしか暮らすことなく

その地域から越すことになって


お腹が大きくなった私だけ先に

実家に帰ることになった、前日。



一人、買い物から戻ると

階段近くにジュリがいた。



 いつも無視しちゃって悪かったな。

 ごめんね、ジュリアーノ。元気で…



そんなことを、心の中で呟き

呟き、階段を上ろうとすると


ジュリがサッと私の横を通り

抜け、階段を上がって行く。



 馴染みの家にでも行くのかな?



別段気にせず、慎重に

階段を上ろうとすると


数段上にいたジュリが


フッと立ち止まって

クルリと振り向いた。



 そして



私が追いついて来るのを

見守るようにして、また


数段先を行って、振り返る。




 … あれっ?



まるで、誘導してくれているか

のように、先を行き止まっては


振り返る様子に、ドキドキしてきた。




 そうして、



それまでに一度も私に近づかず、後を

ついて来ることもなかった、ジュリは


たくさんある扉の中から


夫と暮らす家をちゃんと

選び、ドアの前に座ると


風貌に似合わぬ

可愛らしい声で


「 にゃあ。」と鳴いた。





「 あ、あの、ちょっと待っててね!」



震える手で鍵を開け、煮干し

とミルクを慌てて用意すると


そんなに慌てなくたって、大丈夫

ですよ〜(笑)とでも言うように


玄関前でジュリは静かに座っている。



恐る恐るジュリの頭を撫でた。

猫に触ったのは初めてだった。





食べ終えて、静かに去ったジュリは

その後姿を見せることはなく、私も


その土地から離れてから

もう、30年以上が経つ。




あの時、お腹にいた息子は


どこに行っても何故だか、

異常に吠えられる… と苦笑する。




例え、走行中の車内であっても


轢かれた猫を見つけると

道路に飛び出し拾い上げ


お墓をつくっていたらしい、夫。



そうして弔ってもらった猫たちが


息子の背中を守ってくれて

いるのかもしれない、と思う。




ジュリも、何らかのネットワーク


きっと、私たちのことが

わかっていたに違いない。





あの厳かな、ジュリの仕草を

思い出すにつけ、やはり猫は


私にとって、可愛がりの対象ではなく


『 おそれおののく 』


畏怖の存在、なのであります。




「茶番」視察を復活させた

現場は猛暑の中、大忙し。



授業を乱す、目障りハッお子

不出来汗お子は別室に集められ


お偉いサマ方の目には

触れないようにされた。真顔




かつて、別の現場で


アイツを人目のつく

 場所に出すなッ!!」と


職員達を恫喝した代官長がいたが

保護者からは穏健派に見られてた。



『 立派さ 』を求められる職場ほど

が深いのが、現実。残念だけど。泣 





視察が来ようが研究授業だろうが


別室に集められようが、一つ所には

いられないのが、私の担当するお子。



「 暑くって、やってらんないよね〜 」


と、廊下に置かれた冷風機

の冷えた風雪の結晶を浴びながら


キャッキャ笑いと一緒に笑っていると


かつての現場で一緒だった

見知った顔が近づいて来た。




 あー、御出世なさったね〜

 親御さんも元校長だしね〜



お久しぶりでぇす、なんて

言いながらも過去のヤラカシ気づき

を、知っている身としては


可笑しくって仕方がない。




❛ 委員会 ❜ と言ったって


マトモな指導ができないからこそ

ソッチに回される人もいるからね〜



 教育業界の魔訶不思議 ニヤニヤ



ちなみにお子は、声をかけられても

まったく反応せず、無視だった。口笛





美は細部に宿る、と仰ったのは

のお姉サマであっただろうか?



 『 事実 』もまた、然り。



お子さんが受けている教育を通じて

「国」の意向をよくよく読み取って。


個性 ❜ や ❛ 主体性 ❜ なんて

全然求められてないからね。笑い泣き