Wynton Kelly Piano Trio play "Softly, as in a morning sunrise"

さて、日本語で「朝日のようにさわやかに」と訳される名曲”softly,as in a morning sunrise

これには、J.Sバッハを志向するジョンルイスをリーダーとする、モダンジャズカルテット、いわゆる、MJQの絶対的名演があります。確かに緻密で、エレガンスを極めた素晴らしい演奏です。

 

でも、お聴きの通りウイントンケリーの同曲演奏、軽やかなスイング感ともろにブルースムードを前面に押し出し、我々の心に迫ってくるではありませんか。それに、ジャズピアニストとしては、珍しい フォルテとメゾピアノのダイナミックスも見事です。

 

その軽やかにスイングするピアノで、

世界中のモダンジャズファンから愛された

ウイントン ケリー

マイルスの名盤、"Kind of blue"の二番目の曲"フレディ― フリーローダー"のウイントン ケリーのモードではなくブルーススピリットたっぷりのピアノソロは、ビル エヴァンスとはまた違った趣があり、世界中の誰からも愛されています。 

 

この、MJQとウイントン ケリートリオの「朝日のようにさわやかに」対決、テニス選手に例えれば、ジョコヴィッチとナダルの対決といえないでしょうか?どちらもモダンジャズの素晴らしさを如実にi感じさせてくれるパフォーマンスになっています。

 

最後にMJQの同曲も聴かれる方は、上の動画のポーズ部分をクリック、音声を止め下記の写真の入った部分をクリックしてください。