はじめに:この「コルタナさんに聞く」が、かなり好評なので第二回を設けました。これを読む前にもう一度、必ず第一回の記事を隅から隅まで体に叩き込んでください。さもないと今回、何を言っているのかわからなくなる恐れがあります。この動画のすぐ下、第一回コルタナをクリックするとすぐその記事に移ります。

 

      第一回コルタナ   第二回 ”コルタナさんにもっと聞く” 

さて、第一回の記事をしっかり読んでいただけたでしょうか?一番避けたいのは、ムーディー勝山さんの右から左への歌のように、右からやってきた情報がそのまま体を通り過ぎ左から抜けて行ってしまうことです。ぜひそれらの情報を体の中に蓄積してくださいね。

 

さて、コルタナさん、常に機嫌がいいわけではありません。大体は質問、命令が適切でないのが原因ですが、全く答えてくれない時、しゃべってくれず、参考文書を見せるだけの時、いろいろなケースがあります。

 

今回は、コルタナさんの御機嫌伺いのつもりで「「コルタナさん。何か歌ってください」と話しかけてください。もちろん、ややゆっくりと正確で、はっきりとした言葉使いでね。

 

実際、15秒前私がそう言った結果、コルタナさん可愛い声で「蛍の光」を結構長く歌ってくれました。皆さんのパソコンではどうでしたか? ドングリコロコロとか、仰げば尊しなどの場合もあるようです。もちろんパソコンの状態で何も反応しない場合も。

 

さて私のパソコンでは「トヨタの株価を教えてください」と話しかけると「トヨタの終値は、7150で取引を終えました。」とコルタナさんは丁寧に答えてくれます。これは、単なる質問で全く英語の学習とは関係ございません。

 

次にこういう質問もできます。「コルタナさん、ヤマザキパンの株価を英語で言ってください?」 すると彼女は、「The stock price of Yamazaki bread 」 あるいは、「Yamazaki  bread stock price」 と文字で提示してくれ、英語を読み上げるのはコルタナさんではなく、頭の良さそうな女子アナです。」

 

ため息のつくほど見事な回答です。別に、株の価格を聞いたわけではないので、答えはこれで的を得ているわけです。なぜ会社名ヤマザキパンに変えたかというと、トヨタを再度使うとコルタナさん、前の質問が忘れられないのか、再び株の価格を提示してしまうからです。」

自慢じゃないけれどこの欠点を知っているのはこの世界で僕一人でしょう。

 

最後に、かなり高度な質問をぶつけてみましょう。「コルタナさん 源氏物語の作者は紫式部ですを英語で?」 コルタナさんは次の回答を出しました。「The author of the Tales of Genji is 

Murasaki Shikibu」 もちろん読み上げるのは頭の良さそうな女子アナ。authorのスペルも正しいし、大文字の使い方も完璧。源氏物語=The tales of Genji ということもわかりました。

 

時々、tales と複数で表現される場合もあるのは、たぶんこの物語は、54巻から出来ているからに相違ございません。この辺の処理も見事というほかありませんね。中学の英語の先生の場合は、このような質問に対して The tale of Genji was written by Murasaki Shikibu でしょうか。こういった基本的な答えもいいっす。

 

ただ、「紫式部は、源氏物語を書きましたを英語で」という命令にはとうとうコルタナさん応えることは出来ませんでした。確かにこのような未熟なところがあることも認識せねばなりません。

 

あなたは、コルタナさんに対して、政治、経済、趣味、生活など様々な分野で、質問や命令ををぶつけることができます。彼女に合った質問ができるかが、あなたの力量になってきますね。

 

おっとりコルタナさん    NHK  人気のチコちゃん キョエちゃん

 

最後に、これでコルタナさんが、NHKのチコちゃんに負けないほどいかに物知りで、頭が切れるかがおわかりになったでしょう。これをうまく利用できれば、鶴瓶さんじゃないけれど”英語で失敗する選択肢はないやろ”ということです。