ホロヴィッツ:ドビュッシー”喜びの島”

(注)私のブログの全ての記事及びその案内をクリックされる場合は、決してたたくのではなく優しく撫でるようなクリックをしていただければ、目指す記事に到達できる進み行きになっています。もし違う記事に飛んでしまった経験がおありなら強くクリックされたからと考えられます。

 

 

ホロヴィッツというピアニスト、ルービンシュタインと同様、幸運にも75歳を過ぎても、テクニックの衰えはほとんど感じられませんでした。

 

この曲が弾かれたのは、たぶん少し還暦を過ぎた頃でしょう。 技術と知力がうまく融合した黄金期だったと言っても過言ではありません

   

      ウラジミールホロヴィッツ

恰も、上洛する木曽義仲の如く、ホロヴィッツに対抗できるピアニストは当時一人もいませんでした。世界のクラッシックピアノ作品の愛好者の3/4は、ホロヴィッツ ファンに違いないとある日のニューヨークタイムズ紙は、伝えていま す。

 

ショパンから始まって、シューマン、チャイコフスキー、ラフマニノフ、スクリャービン スカルラッティーのバロックに戻ってモーツアルト、ベートーヴェンと続きます。 

 

果てはこのドビュシーの喜びの島。恰もモネの絵画を見るよう。我々は黙って聴くしかないではありませんか。やっぱり彼は、ドビュッシーの世界でもあのミケランジェリに十分対抗できるんですね。

 

*もっとホロヴィッツを知りたい方は、本ブログの右側を上あるいは下にスクロールすると、テーマという箇所が見つかります。その中のホロヴィッツをクリックしますとホロヴィッツのいろいろな演奏が楽しめます。