松山恵子：お別れ公衆電話
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抒情詩 : お別れ公衆電話
あっしは、「東京のバスガール」の初代コロムビアローズさん、「愛ちゃんはお嫁に」の鈴木三重子さんのSPレコードを聴いて育ったと言っても過言じゃありません。とりわけ、松山のお恵ちゃんの熱心なファンでした。北は、旭川から、南は日南まで、お恵ちゃんの地方公演を蒸気機関車で追いかけたものです。
新宿の大衆食堂で働いていた可憐な娘さんと少しの間、付き合っていましたが、幸せにできるはずもありませんので上諏訪に帰ってもらいました。
公衆電話の娘 ２２才のあっし
これが、あっしののささやかな人生です。