はじめに : ある音楽雑誌の1万人アンケートで、日本人の好きなヴァイオリンソナタは、モーツアルトやベートーヴェンのクロイツェルを抜いて、このフランクのヴァイオリンソナタなんだそうです。特に4楽章。確かに、女性の場合、何とも言えないロマンティシズムに魅了され、ちょっと堅めの、「クロイツエル」や「春」よりもこちらに投票してしまったのでしょう。中には、この曲を羽生結弦選手のバックミュージックにしようと、大きなムーヴメントを起こそうとしている人もいらっしゃると聞いています。確かにうまいところに目をつけられたものです。今回は、フランクのヴァイオリンソナタがとても上手な、韓国のヴァリオリニスト、キョンファチョンさんにお願いして演奏してもらうことにしました。因みに、断っておきますが、この曲、フランクと言いましてもフランク永井さんの有名な「有楽町で逢いましょうとは、違った曲です。

 キョンファチョン :フランク ヴァイオリンソナタ4楽章

<ちょっと面倒ですが、YUUTUBE部分をクリックして、ユーチューブモードで鑑賞してください>

どうでしたか、キョンファチョンさんの繊細極まりないヴァイオリンの響き、恋する乙女のようでもあります。冒頭のピアノとヴァイオリンによる会話、すなわちカノンもよかったでしょ。

キョンファチョンさん    羽生結弦選手      月9のガッキー

韓国の冬季オリンピックで、この曲に合わせ華麗に演技する羽生結弦選手の姿もイメージしてみました。ショパンのバラード1番を凌ぐのかもしれません。また、最近いささか不調なフジテレビの月9ドラマのために、恩返しとして、来年の冬この曲をめぐるラブストーリーの構想も練っていますので、提案してみようかなとも考えています。主演は、ガッキー、30%の視聴率を狙います。