C S N & Y play "Southern man"
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このCSN&Yによる本格的ロックナンバーサザーンマンを注意深く聴いてゆくと、確かにストーンズやツエッペリンなどブリティシュロックの様相とは離れるが、カントリーを土台にしたアメリカンロックが、如何なるものであるかが、手に取るようにわかる。
しかもこのギターワーク、ジェフベックやクラプトンのようなスーパープレイは聴けないかもしれないが、ニールヤング以下それぞれが、実にリリカルなプレイをして入るなあと感じるのだ。
CSN&Y Neil Young
要するにCSNY&Yというグループは、ロック集団としても超一流と宣言したいくらい。
時代は、70年初頭、ポストウッドストックと言われるアメリカの疾風怒濤時代真っ只中、南部ではまだ、白人ファースト思想が蔓延し、カラードの多くは、様々な差別にさらされていた。
そういった差別の風潮に鋭いメスを入れた、このサザーンマンボブ デュランの「風に吹かれて」や「激しい雨が降る」と並ぶアメリカンロックの大傑作と宣言しても的外れと非難されることはあるまい。