Horowitz plays Carmen Variations

ホロヴィッツのアンコール曲は、このアクロバット的技巧を要する、カルメン変奏曲で、観客を熱狂の渦の中で、リサイタルを終わらせるというのが、ある時期習慣になっていました。怒涛のような拍手が、1いつも10分間以上、鳴り止まなかったと言います。私は、ピアニストのライブ盤をかなり持っていますが、ホロヴィッツ以上の熱い拍手が続くピアニストを知りません。戦時中は、スーザの星条旗よ永遠なれもアンコール曲として使われたことがあるそうです。 

ホロヴィッツ             カーター大統領

ホワイトハウスにも何回も招待されていますね。特に、カーター大統領は、熱狂的ファンで、若い時、少ない給料から必ず、ホロヴィッツやルービンシュタインのレコードを買うのが無上の楽しみだったと挨拶で語っていました。トランプ大統領には似合わない。カントリー&ウエスタンのケニー ロジャースなんか,いいんじゃないかと思います。